このレビューはネタバレを含みます▼
【追記】
3巻読んだ時点で少し見方が変わった。。。
1〜2巻の、お互いの苦悩など好きだったけど、、、
3巻の毒親登場時のルイとのやりとりは、なんか下品だな。口喧嘩するにしても、言葉選ばないとね。。。
あと、3巻から急にデフォルメ増えすぎ。そんな場面でギャグ路線?というタイミングで。内容の重さと比例してない。こーゆー必要以上のギャグタッチは面白くない通り越して不快だからやめた方がいい。。。
【追記以前】
切ない。お互い好きで好きで仕方ないのに、プレイ嗜好の不一致で遠回りしている。
その遠回りが、お互いが大事だからで、誰も何も悪くなく同じ立場なら同じような選択をして苦しむだろうなと思う。身体だけの関係は満たされず、最初は嬉しくてもだんだん苦しくなるのもわかる。
2巻は特にるいの、縋る姿が、泣き顔が、感情を持っていかれてこちらも辛くて苦しくなった。読み終わったあと、自分が恋愛で感情を揺さぶられた感覚になって脱力するほど。
DomSubという非現実的な設定だけど、彼らの苦しみや喜びは男女恋愛でもあるもので感情移入。ファンタジーなのにそう思えないのは、話の展開や表情の描き方など作家さんの表現がとても素晴らしいものだからだと思う。
ほんと、これはなかなか響いた。