レビュー
今月(4月1日~4月30日)
レビュー数3件
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シーモア島


投稿レビュー
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かわいい2025年2月6日高校生の、純粋で優しい受けの勘違いから始まるふたり。2人ともピュアでかわいい。この先生の他の作品が大好きで、その作品のようにワクワクするものがなかったから若干肩透かしではあるものの、初々しい展開が可愛かったのでよし。
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考え方合わないな2025年1月29日昔自分のことが好きだった相手がまだ好きでいてくれてる期待はわからなくもないけど、人の幸せを奪ってまで自分のものにしたいかな。
自分が残念な恋愛ばかりしてきて半ば絶望感の中にあるから、自分をちゃんと愛してくれそうな・・まではわかるけど、不倫浮気略奪は応援できないので主人公に全く共感できなかった。
2つ目のトバリとミツは、若干精神的なホラー感あり今後どういう関係になっていくのか気になる終わり方。いいね
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エド礼もさることながら2024年7月2日【ツバメと殉教者1】
エド礼も大好きだけど、私はスタン桂人すごく好き。
礼も桂人も、どちらも愛が重いし根本の愛への意識は似ている気がするが。
礼は愛を信じて愛することを教えられて育ち、対して桂人は愛を知らずに愛に傷つき諦め自分の人生から排除していたが・・・でも心の深いところでは愛情深い2人だった。
このシリーズに出てくる主人公は、みんな家庭にトラウマがあり、内容はとても重い。
だけど、自分の力と周りの力で救済されていく様が素晴らしい文で描かれている。
重い物語が苦手な方もぜひ読んで欲しい。
【2巻まで】
純貴族と、妾の子、いわゆる混血。
血の違いによるしがらみや、名家だからこそマイノリティが認められない苦しみ。
礼の純粋さや優しさと違った形で、エドも実は優しい。その辛く当たる行動の意味が読者はわかるけど当事者に伝わってないのがもどかしいが(伝わらないのもわかるってほどに、辛い経験が多すぎるけれど)相手への深い愛ゆえにとっている行動なのが苦しい。
礼のオーリーとの出会いから徐々に取り巻く環境が変わって少し明るい世界観になった2巻。エド礼の心がようやく通い合え、苦しみからの開放の流れがとても良かった。ネタバレしたくないので、そうなるためにエドがそれまでどのように過ごしていたのかなどは表記しないが愛の深さが伝わるエピソードが後半怒涛のように溢れていて感動する。 -
BLの垣根を越えて読んで欲しい2024年6月10日ものすごく感動した。
辛くて泣き、報われて泣き、ラストは幸せと切なさが入り混じりながら泣いた。
決して明るくない話。ずっとラブラブではない。もうこれ以上辛くしないでってところまで読者も追い込まれる。だけど、いよいよのタイミングで救われて、でも単純にオールハッピーに救われたわけではない。
さじ加減が素晴らしく、あっという間に読み進めてしまった。
凪良先生の清らかな文がまた、素敵。表現方法や句読点、間、すごく好み。
ページ数の半分以上、孤独感と不安感、それぞれの報われない想い、抗えないもので読み手も心が苦しくなるのに、仄暗い後味ではなく木漏れ日の柔らかな光のような印象を残すのが、流石としか言いようがない。
最後の章はとくに印象的で、涙なしにはいられない。すごく良い章だった。心臓を抉られ、でも良い人生だったねとしばらく涙が止まらない。ラストの章で余韻がより深くなり、エピソードを思い出すたびまた泣けてくる。
挿絵も、この物語の印象通り。そのことにも感謝したい作品。
BLだと敬遠せず、ぜひ読んで欲しい1冊。 -
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挿絵が合わない2024年5月4日挿絵、可愛いんだけどアナウンサーっぽくない。アイドルとか歌のおにいさんとかならこの挿絵で良いけど。絵柄はコミックの方がしっくりくる。
計ほど裏と表の顔が別人で自分の前でだけ素の態度で接することに優越感や目を離せない興味が沸くのはわかるし、ここまで完璧な外面と努力家な面と実力を兼ね備えた計は確かに唯一無二の存在でキャラとして面白い。
潮の包容力も素晴らしいし、カップルとしては好きだけど(番外編の別カップルの方が好きだけど)、いかんせんキャラや職業と絵柄が合わなすぎる。少女漫画すぎる。
あと、女の子みたいな喘ぎ方が残念。。。あ、や、って感じで。好みの問題だけどBLはオスらしい受けが好きなので、やかましく喘がないでほしいし、女子みたいな感じにならないで欲しい。せっかく性格悪いのに(笑)こんな時だけ女の子なんて・・・
ただ、この作家さんのこのシーンは割と、どのカップルもこんな感じなので、こーゆーのが好きなのかな。 -
BLじゃなくても十分楽しめるレベル2024年4月29日ものすごく現実離れした世界観の中華ファンタジー。
現実離れしまくっているのに、すごく構成が素晴らしく興醒めすることなく時間を忘れるほど没頭して読める作品。
ものすごく無口で真面目な藍湛と、お調子者でおしゃべりな魏嬰の組み合わせも最高で2人のやりとりがかわいすぎる。
黒幕や悪役も、イライラするし腹立つのに、人間味溢れていて共感できる部分も多く憎めない。だからいろんな登場人物の死を見届けざるを得ないけど、手放しで喜べないのだ。
3巻まではBL要素のある中華ファンタジーだけど、4巻はがっつりBL。魏嬰の語りかける言葉も可愛らしければ、藍湛の答えも可愛い。読了してしまったことが寂しい。 -
心が温まる2024年4月29日最初から最後まで、心が温まる作品。
ただ平和にぬくぬくというわけではないのに、2人の心が常にお互いのための行動から来ていて優しい世界観。
2人の過去の経験から今に至る恋愛観など根幹にトラウマ的なものを抱えているありがちな設定に、王子の実は・・・な部分や体質の問題で唯一無二な展開になり、ありがち感や既視感も全くない。
お互い口に出して相手に伝えていれば・・・な場面も、なぜ口に出さないかの根底が常に相手に対する優しさゆえなところが多く、本当に優しい世界感なのだ。
そして、余計な当て馬や、嫌な人間が1人も出てこない。
絵柄の素朴さも多幸感に包まれる作品にぴったりで、ニコニコ顔に癒される。
読了後、胸がほかほかして、じんわり温かい。 -
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何言ってるかわからない2024年4月24日えちシーンで、受けが呂律まわらず、ラ行だらけかつ、飛び飛びで話すのやめてほしい。節度のないレベルだから何言ってるか解読きつい。
お互いが惚れた理由もよくわからないので、彼らは何に駆り立てられているのだろう?と疑問が最後まで消えなかった。攻めは一目惚れ、受けは初めての相手だから脳内がバグって好きになっちゃったのかな。
などなど、腑に落ちないところが結構根本的なところだからなかなか推しカプにならなかったけれど、蝶子ががたい良し、顔良し、強いと魅力的でよかった。
繰り返し読む感じではないけど、楽しく読めた。いいね
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ヒロインがブリブリしてなくていい2024年1月29日少女マンガは、女の子が不幸の身でスパダリに守られながら強くなる系や、ちょっと大袈裟だったりぶりっ子だったり苦手なキャラが多くて嫌厭しているけれど、このヒロインは全くそれに当てはまらない。
スマートな振る舞い、出しゃばらない、でも陰キャでもなくむしろ1軍にいそうな子。中身は女子だけど、凛としているから主人公にイラつくことなくただキュンだけ提供される素晴らしい作品。
市村先輩もかっこいいし、経験豊富だけど心からの恋愛は初心者同士で初々しいのがかわいい。
6巻時点でキスもまだだけど、よくある間延びしてもだもだしてる印象もない。
とにかく絵が美しすぎるし、凄く好み! -
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悪くはないけど2024年1月11日幼少期の育ち方で心にに大きな欠陥を持った伽藍堂のような少年が、愛する人と天才の才能を持つボクシングで心を取り戻していく内容かと思ったら、途中とんでもない方向転換。。。
宗教とかでてくるわ、心の中にいる天使と悪魔みたいな自分が会話してるわ、その会話がカタカナ入ったりローマ字入ったり(デキなかっtあ みたいな)読みづらすぎて疲れるわ。
闇の宗教団体が出てきてダークな世界にいる攻めがその世界から抜け出せず、クリーンで実直な受けとの愛を危険と隣り合わせで綱渡りしていく物語に展開していくものだと思って読み進めたら、あれよあれよとスポーツの世界に舞い戻ってきたり。
宗教団体のながれ、何だったのだろう。 -
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面白い2024年1月4日【追記】
20ページ小冊子、これもまた良き!
ポーカーフェイスの下の千堂の愛が溢れている(笑)
幸せしかない小冊子に感謝。
似たようなリーマン同期ライバルって設定(喧嘩ップル)は多くあるけど、自分自身もそういう設定のものが大好きなのでとても面白かった。
絵もめちゃくちゃ綺麗。表情が良い。
途中、嫌われたくない故の発言は、相手が本当に可哀想だった。その発言を受けて、なお相手を尊重する攻めの対応がなおさら可哀想だった。(コミュ強の人が、嫌われたくない一心であの発言を選択するかなって違和感はあったけれど、あれがないと先進まないから仕方ない気もする)
攻めが自分の気持ちを認めた後、ポーカーフェイス保ちながらも溺愛男に豹変した状態が良かった。 -
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ディスカッションのような作品2023年12月19日キャラそれぞれの個性が非常に強かった。
高校生で、ここまで自分の考えを人にきっぱり言える人たちすごいと思いながら読み進めた。
みんな、なんだかんだ自分の考えをきちんと持っていて純粋に生きている。その中で、考えや嗜好の違いから衝突し、否定し、否定され、葛藤し、受け入れ、自分の道を模索しながらまた生きていくことがテーマな内容。
事件後、読んでいる方も考えを押し付けられる感覚になるほどの白熱したディスカッションをしているシーンがあり、疲れるレベルだった。適当に合わせておけば楽なのに、そうやってぶつかり合える仲間というのはむしろ素晴らしい絆だなと思ったり。
テーマや内容は☆5なのだが、太一が選択に至るまでの数年間は相当な葛藤をしてきたはずだ。どのように悩みぬいて、それを選んだのか。1番知りたい部分がすっぽり抜けての結末だったので☆4。
まぁ、この物語のテーマは恋愛云々ではないから、太一が悩み選択したってことは十分わかるので、その内容までは記さなくてもよいのだろうが。読者としてはそれを選ぶまでの経緯も見守りたかった。 -
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オメガバ王道、ついに完結2023年10月6日追記。
ついに完結。
最後まで本当に美しい絵だった。
トラブルの解決が少々あっさりだった気もしますが・・・
お互いの親友2人も良い人たちで、この人たちのスピンオフが今後出たらいいのになって思う。
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耽美な世界観。
オメガバ特有の暗さがまた良い。
後天性とかではなく、悪意ある後天?Ω。
αとして生きてきていた分、Ωとしての危機感が足りず危ない間に合ったり波乱が多い。
攻めが、まだ好きと言葉に出さないの、早く伝えてあげて欲しい。
そして、幼馴染の彩斗がまた可哀想。李里邪あたりとくっついて幸せになって欲しい。
早く続きが読みたい。 -
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良いんだけど・・・尻すぼみ感2023年9月6日まだ続きそうだけど、これ完結、なの?
立夏と真冬のイチャイチャほとんどない。冒頭が由紀のそれだから、終わり方がこうなのは仕方ないかもしれないけれど、立夏は救済要因でメインは由紀真冬カップルのお話だという設定であれば、まぁこんな流れになるのかな。
でも個人的には、立夏と真冬のカップルらしい描写がもっと欲しかった。由紀真冬、梶雨月の旧cpはすごく印象に残るのに、新cpは本当に印象に残らないし実際描いているページ数が過去に押されて少なすぎる。
初期の方がよかっただけに、6巻以降のモダモダ感と関係も内面も全く前に進まない感じに不満を感じながらも、ラストは暗い過去を克服して解き放たれた2人がものすごくラブラブで終わってくれるだろう(でないと、9巻も話し続ける意味ないよな)と思って読み進めていた。
ところが、期待がみごとに裏切られてしまった。由紀を取り巻く周りが、過去を乗り越えられたのはとても良かったけれど。
ちなみに、絵はとても綺麗。ただ初期とくらべ9巻では表情がかなり幼く少女漫画風になったと思う。真冬のハート型のくちびるは普通になってしまったし、立夏の鋭い切れ長の目はアーモンド型になっている。初期の絵柄がとりわけ好きだった。この物語には、後期の可愛い系よりも初期のクールな表情の絵柄の方が合う。
続編、描いて欲しいです。
余談ですが、この作品のアニメ、とても良いです。
声優陣も素晴らしいし、opも冬のはなしも、歌、とても良いです。 -
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背徳感にハマる2023年8月5日***2巻読んで追記***
両片想いを拗らせまくった1巻からやっと欲しいところで実ったあとの、廉側のモノローグが良かった。
ただ、ほんの少し、絵変わった?????気のせい?
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この先生の作品全て、変態とまでは言い切れないけれど若干マニアックな性嗜好なものが多く。今回の作品も実にマニアックでした。
このご時世にここまで無知な中高生ってのも珍しいというか、まずあり得ないけれど、いくら幼馴染だからといってそこまで晒せるわけもなく。でも、晒して密かに続けているこの行為がもう背徳感で溢れるし変態性というかマニアックというか、なんとも言えない世界観です。
絵も綺麗なのだけど、毎度どの作品も横顔がモアイ像なのが気になるところです。
あと、この作品に至ってはモノローグなのか実際発している言葉なのか、吹き出しの種類が同じで見分けづらいのが気になりました。 -
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