魔力0で追放されましたが、大精霊と契約し魔剣の力が覚醒しました
」のレビュー

魔力0で追放されましたが、大精霊と契約し魔剣の力が覚醒しました

匣乃シュリ/煙雨

おすすめしません

ネタバレ
2024年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻まで読んで、3巻の購入をどうしようか迷っていましたが面白くなることを期待して購入しました。
ですが後悔しました…

まずミシェルについてです。
この展開だと人質となっている鬼人族を解放することを約束したうえで、ミシェルは魔族に従っているふりを続けるのかと思い読んでいたところ、『必ず解放する。信じてくれ』→『あなたたちを信じる』といきなり魔族に反抗したのには驚きました。
人質に何をされても構わないのでしょうか。
あまりにも考えなしです。

またスタンピードの原因となったマテオが無罪なのが理解できないです。
主人公がミシェルとマテオの罪を無くしたいと言い出した時は呆れました。
おまけに国王がそれを了承したのも驚きです。
ミシェルは情状酌量の余地があるとして、マテオはないでしょう。
『スタンピードに加担したと思われてもおかしくない』とありましたがマテオは完全に加担しています。
個人的な嫉妬などから魔族に情報を漏らし、その結果おそらくたくさんの人が亡くなっているはずなのになぜ無罪なのか…
マテオがパーティに戻ってこないかと主人公に声をかけたのを見た時にはどの面下げてと思いましたが、それに対して主人公が断ったうえで『かけがえのない仲間』と返したのにも呆れます。
主人公の善良さをあらわしたかったのかもしれませんが、これではただの考えなしのバカです。
これ以上読む気にはなりません。
非表示にします。
いいねしたユーザ3人
レビューをシェアしよう!