このレビューはネタバレを含みます▼
上巻だけでは伝わりきれない面白さがあるので是非下巻まで読んでほしい。よくある異世界転生ものかな?と思いきや、色々ドンデン返しがあってハマった。始まりは40歳のリーマンが初恋を成就できずに死んでしまって、自身が携わってたゲームの世界に転生したので最悪のシナリオを何とか回避しようと生きる…と、ここまではよくあるお話。リーマン時代に培った手腕で兄弟たちと仲良くする事でレオに平和が訪れるんだけど、何故か自分がゲームの設定になかったΩに!?というのも、死後もゲームは第二弾が出ててその物語が関わってるよう…。主人公と共に「なんで?どうして?」となりながら読み進めるの楽しかったです。しかも第四皇子の弟ハル(攻)がかなり執着溺愛系で、レオがおデブな時からずーっと好意垂れ流しなの最高でした。義母は最悪なのでザマァ展開でスッキリ。まさかの魔王も良い感じに軽いし、全部が丸く収まって読後感良かった。ちょっと変わったオメガバ&異世界転生ものですが、上下巻飽きなく読めました。