このレビューはネタバレを含みます▼
1から3巻まで読んだ。
分類はレディースコミックスだが、
ドロドロもエロもない。
作者の得意系であろう、
おバカな女の子とそれに振り回される男、
ドタバタ劇。今回は、子供+将棋。
将棋は元天才少女という設定であるし、
ちはやふるやその他とは違い長編漫画ではないので、
主人公がちょっとずつ強くなっていく喜びはない。
メンタル面で実力を発揮できなかった主人公が力を発揮できるようになっただけだ。
結局あきらは祖父のもとで育てられることとなるのだが、
○○組に育ててもらうより施設とかの方がまともに育ったのではないかと、
主人公との再会のシーン(ならず者にわざと襲わせたすける(失敗))を見て考えてしまった。
自分はあきらの父親が主人公と刑務所から出て再会するシーンが有るのが一番のメインだと思っていたが、
9年7か月も経っているのにそんなシーンはなかった。
あきらだってそれまで一緒に暮らしてきただろうに何もないのか?
おかしくないかい?
最初1.2年あきら預かってくれて主人公に言っていたし、
2人がくっついたら2人のキューピッド役になるだろうに。
メインのないコース料理食わされたようなもんだ。
本編では感動し無かったが、
2巻のあとがき(おそらくノンフィクション)のみ心動かされたので2にした。