このレビューはネタバレを含みます▼
漫画家さんのお話で、鳴かず飛ばず、読み切りから脱せない古賀が、マンガを諦めようかと大学の友人恭平に零したところから始まる。
恭平はゲイで古賀が好きだった。なんとか力になれないかと、パラレルワークをしていたマンガシナリオライターの力を駆使し、BLを描かせる。が、場面の状況がわからない古賀に実地(エチ)を持ちかけ、ゴリ押しでエチに持ち込む。
恭平は古賀が好きだったから、一回だけでもと記念エチみたいに思ったけど、やっぱり好きで。
古賀は彼女ができたとき、どうしてもエチができなかった理由がわかった。
ジレ、モダしながらBLマンガがリアルで進行していく。
友人から恋人の恥ずかしさや戸惑い、距離感の掴み方に悩みながら、2人が恋人になっていく。
メインキャラとモブの絵に差があって(笑)、線の濃さが違う感じがして、関係性の強弱や明暗があっていいなと思いました。
商業初連載の初コミックスだそうで。初々しくも大人のジレ具合がよかったです。