転生後宮伝~孤独な姫は皇帝の愛執に溺れる~
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転生後宮伝~孤独な姫は皇帝の愛執に溺れる~

ザネリ/晴日青

ヒロインが苦手だった

ネタバレ
2024年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵が綺麗だし、中華も好きだし、ループ物も好きなので期待して読んだけどすっごいつまらなかった。結末が知りたくて2巻も読んだけど、1巻とか退屈すぎて途中から飛ばし読みしました。前世で自国を滅ぼした国に妃として乗り込んで復讐するという出だしは面白かったんですが、殺す殺す言いながら相手からの過度なスキンシップを許し、可愛いと言われて赤面し、相手の顔の良さに絆されまくって全然殺さない。相手も意味深なセリフが多く、そんなにイチャイチャ無駄な会話してる暇あったらさっさと腹割って話して1巻で全て解決しろ!とイライラ。暗殺者からヒーローを庇うのも「私以外に殺されるのは許せない」とかいう謎理論で、生きろと言ったり殺すと言ったり何がしたいのか解らない。殺したいほど憎いのに顔に惚れて優しくされて絆されて揺れ動くヒロインの恋心を楽しむ話なのでしょうが、ちょっと無理でした。アンタなんか嫌いと言いながら、相手に放置されると「何故会いに来ないの!?」と突撃しに行く、意味不明な顔だけの女にしか見えなかった。私はツンデレが苦手なんだと気づきました。
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