それでも愛を誓いますか?
」のレビュー

それでも愛を誓いますか?

萩原ケイク

うーん

ネタバレ
2024年1月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 夫婦の愛と性欲を満たしたい恋も違うのだなぁと。
結局、主人公は真山と添い遂げる未来が想像できなかった。どちらも好きだけど、添い遂げる想像の先に居たのは旦那だったんですね。
でもなんか「まぁ真山はまだ若いから次がある」「武頼病気で放っておけない」という弱者選択のイメージが常に付いて回るお話だったのが勿体無い。つまり子無し夫婦の漫画だったの?という後味でした。中盤から子供云々より仕事楽しいになってたから子供は作りたいんじゃなくて別にいらないんだなとは分かりきってましたけど、周りに言われて、世間の目を考えて、2人の身体の相性等等、最終的に子供は授かるのか?と思ったら 〜終〜 授かるか授からないかは読者の想像にお任せします。エンドw う、うーん!
子供いなくていいって結論が出たとしてもレスのままじゃないよね?避妊してるってこと?その辺りがふわふわと片付けられていて...。

この作者さんの作品が面白くてつい買ってしまうけど、この作品の顛末を含めると別の未完漫画もタイトルの男性とくっつくんだろうな、子無しエンドやろなと想像できてしまう(⌒-⌒; )

「あっちとくっつかないなんて勿体無い!」と思わせる当て馬キャラを描けることが素晴らしいと思う反面、たまにはスッキリきっぱりどちらかと後草れなく気持ちよくくっついて蟠りを残さないもの描いて欲しい、読みたい、とも思ってしまいます。作者さんの魅力の一つなのかもですね。
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