手嶋の心…それが全てで真実なのだと思う

ネタバレ

2024年1月21日

このレビューはネタバレを含みます▼ いやもう…しつこいようですが「本当ーに長かった」。だからこそ今回のラストには最大限に安堵しましたし、心からの祝福を送りたくなりました。それにしても、ラスト直前に起こった強烈なアクシデントというかトラブルには、恋救史上一くらいビックリしました。貴志が交通事故に巻き込まれた時もなかなかの衝撃でしたけど、あの時はもう少し分かりやすく前ぶれみたいなのがあった気がするので、今回は、微妙に分かりづらくて盛大に驚きました。
本当は誰にも限りある生、普段は特段にそれが何時・何処で途絶えるなんて考えないですよね。でも死を見せつけられた途端に執着し縋りつきたくなる。それは誰でも同じで、その時こそ剥き出しの心が真に欲するものを求めてやまないのだなぁと思いました。
これが若者相手なら「いやいや…もっと早く気づこうよ」と言いたくなりますけど、今回のように長すぎる時間を堪えてきて、社会的に地位も名誉もある立場にある二人なら仕方ないのかもと思いました。何より当の手嶋が「愛は形を変えながら、ずっと心の中にあった」と言っているので、それが全てであり真実だと納得しました。

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ジユンチさん

(女性/50代) 総レビュー数：833件

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