イノセント ベル【コミックス版】
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イノセント ベル【コミックス版】

シリーズ3作目、ついに朝陽×トトキ編

ネタバレ
2024年1月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「シークレットノート」「ハイドランジア ケージ」に続くシリーズ3作目、雨情&快晴の伯父・朝陽(α)×ヨヒラと暮らしていたトトキ(Ω)編。めっちゃ大好きシリーズで、すごく読みたかった二人の物語。たっぷり上下巻で嬉しい。上巻は出会いからこれまでに明らかになっていた部分までを詳しく、下巻はその後から現在まで。家のために大財閥の令嬢と結婚し、野心もなく淡々と暮らしていた朝陽が出会った、αに虐げられて生きてきたトトキ。運命の番の宿命が重く、雁字搦めになりながらも離れられない二人には問題が山積みで、幸せになってくれることを祈りながら読みました。まさかあんなことになっていたなんて…。雨情とヨヒラも同時進行で、こちらは幸せながらもやっぱりトトキとのことが気になって胸が痛かった。バッドエンドではないだろうと思っていたけど、ああ〜〜よかった(泣)すべてが元通りではないけど、きっとこれが最良。縁側の風景が沁みました。本当によかった。これで最後かと思ったけど、そうは書かれてないのでシリーズ続いて欲しいな。みんなのその後をもっと見たい!
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