キミが獣になれるまで 【電子限定特典付き】
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キミが獣になれるまで 【電子限定特典付き】

紫能了

いきなり雄になんの反則…っ

ネタバレ
2024年1月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ dom /sub /normal /switchに加え「獣の目」という設定があり、コマンドがないという本編。欲求が発散できずにいると身体に斑点が出てきたりするのも新しいです。主人公の昂(sub)と幼馴染の充(normal)が大学で再会してから、少しずつ充に変化が現れます。normalだと思ってた充の中にdom因子があってsubを従わらせる獣の目が時々出現し、今まで穏やかで頼りない感じがdomらしい加虐的な面も生まれ性格まで変わっちゃう…(domになってる時の記憶を本人は覚えてない)。何でそうなっちゃったのかは読み進めてくと分かりますが、一重に激重な愛情の形と言いますか。昂が大好きで自分だけのものにしたいけど、所詮normalはsubを支えられない。だったら「昂にだけ反応するdom」として目覚めればいいんじゃない?ってことです。どんだけ一途で独占欲強いんだ〜!いつもは昂を気遣って優しい接し方してる充が、急にSっ気剥き出しで雄の顔になるの本当反則です。フェロモンバランスも安定してないから不安定な状態を見守るのはハラハラするけど、2人のプレイは痛そうでエッロい。絵が凄く丁寧で綺麗だから余計にクルものがあります。あと、関わってる先生達もなかなかに良いキャラ。この人たちの物語も面白そう。本編は完璧なdomになる前に終わってますが、恋人になった2人はお互いを受け入れ幸せそうなので良かったです。
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