焦がれあい
」のレビュー

焦がれあい

こう森

恋の障害も生きる上でのアクセントになれば

ネタバレ
2024年1月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初期の頃からなんとなく好感を持っていて、応援したい作家さまの一人です。
世に溢れた幼なじみモノではありますが、登場人物も厳選された少人数でのギューッと詰まったお話で、一途な「かな」の想いが切なくて、「薫」の元カノも不器用な人で・・・。
でも、読者としてはやっぱり主人公に気持ちを寄せちゃう訳で、薫の真意のわからない状況は、かなと一緒にヤキモキさせられて、なんか胸がズキンとしました。
3巻完結は寂しい気もしますが、簡潔にまとまった良作だと思います。
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