身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される
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身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される

一ノ瀬かおる/椎名さえら/一花夜

予想外の真実

ネタバレ
2024年1月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ しばらくの間、クラリスは自分が姉の身代わりでジーンをだましていると思って、とても悩んでいました。 辺境伯の方では思った通りの女性が嫁に来たわけだったのですが、話をややこしくした父親のせいで不要な苦労をさせられたのでした。 その辺がなかなか明かされなくてヒロインがつらい思いをし続けていて可哀そうで、早く自分が望んだのは君の方だと言ってやれよとイライラしました。 そして実家に帰ってみたら驚きの展開、姉が自滅するのは予想通りでしたがまさかの・・・・・・XXXXXXXXではなかった!?!?! 普通自分の子をかわいがって継子はいじめるだろうと思うのですが、でもあのクソ父はクラリスの方も自分の子でなさそうだと思っていたから仕方が無かったかな・・・ 姉妹の母は無理やり結婚させられた上に子供をGYAKUTAIされて不幸な人でした。 せめて離婚した後は穏やかに暮らせるといいですね。 姉の方も意図的に甘やかされてダメにされていたわけで、立ち直ってくれればいいなと思います。 ありがちな要素を使いながら予想のやや斜め上を行く設定が新鮮でした。 あと、忠実なメイドにして友のメアリーも素敵でした。
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