【分冊版】キャラ文庫アンソロジーIV
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【分冊版】キャラ文庫アンソロジーIV

月東湊/円陣闇丸/夜光花/小山田あみ/小中大豆/笠井あゆみ/樋口美沙緒/yoco/英田サキ/高階佑/尾上与一

まるで映画のような寓話の番外編

ネタバレ
2024年1月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本編のレビューに番外編があると書かれていたので、読了の熱も冷めやらぬうちに、すぐにこちらを購入しました(本編レビューにて教えてくださった方ありがとうございます!!)
主人公の覚悟に胸を打たれ、最後のシーンでまた胸を打たれ…。゚(゚´Д`゚)゚。うるうるしながら、自分の気持ちと向き合う、短所と向き合う、責任と向き合う…どれも容易なことではない。だけど、公私ともに支えてくれる、重たいうえに気難しくとも頼もしい側近や家族がいるからこそ頑張れるのもあるのかな。でも、そもそも自信を失ってただけで、主人公は本当は立ち向かう力が本来はあるんだろうな…。と思いを馳せながら読んでいました。あー好きだこの二人。

本編の終わりも好きなんですが、(何故だか)グ○ディエーターという映画の最後のシーンを思わず思い出してしまうくらい、映画のような終わり方もまた素敵です。
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