紙の舟で眠る【単行本版】
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紙の舟で眠る【単行本版】

八田てき

とにかく絵が美しい

2024年1月25日
時代は戦後。米兵が幅を利かせ、赤線が残り退廃的な雰囲気が漂う。海が近いから、横浜あたりかな。受けは一世を風靡した脚本家。死の幻覚に苛まれている。攻めは歳下で、駆け出しのカメラマン。三島由紀夫か谷崎潤一郎の小説を読んだあとのような読後感でした。
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