蛍火艶夜
」のレビュー

蛍火艶夜

amase

幸せでありますように。

ネタバレ
2024年1月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 単話版を主に購入していましたが、八木さんと淀野さんの書き下ろしが読みたかったのでこちらも購入させていただきました。
みんな個性があって、人間味があって、本当にこんな人達が生きていたんじゃないかなと思うくらい存在感があります。
志津摩くん、八木さん、淀野さん、橋内さん、塚本くん、形はさまざまですがそれぞれの思いがあって、特攻に逝かれたり、今を生きているんだと思うと切なくて、辛くて、泣きながら読んでいました。

個人的には最後の表紙?のデザインでボロボロに泣きました。
志津摩くんがひとりで機体に寝転がっているようだった絵に、八木さんとふたりで寝転がってお互いが幸せそうに笑っている、現実では叶わなかったけれどずっとずっとふたりで笑って生きていってほしかったです。橋内さんと塚本くんも、みんながいつかどこかで結ばれることを、幸せになってくれることを祈っています。

素晴らしい作品をありがとうございました。
続きも楽しみにしています。
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