このレビューはネタバレを含みます▼
アフタヌーンでの雑誌連載作に、驚異の書き下ろし80ページが追加された単行本が満を持して発売。
主人公の山田くん、見た目は人畜無害な若者だが頭の中は常に些細な物事に悩んだりツッコミを入れたりしており、テレビでよくお見かけする人気芸能人も我々と同じような感覚を持ってるんだな、と親近感が湧く。特にアパレルショップの話は全コマ共感できてお気に入り。
一方でアイドル文化に関する話もあるがこれはやはり現役アイドルの方が描いたものとして説得力がある話になっており、とても興味深かった。KAT-TUNががっつり登場しているのは笑った。普通ならぼかしたりパロったりするところだと思うが本人たちなら問題ないのか、と新鮮な気持ちになった。
まだまだ山田くんがざわめくところを見たいので、続きを楽しみに待ちたい。