人魚と王子とウソツキ悪魔 【電子限定特典付き】
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人魚と王子とウソツキ悪魔 【電子限定特典付き】

ときしば

個人的に好みじゃありませんでした。

ネタバレ
2024年1月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻の試し読みを読み、クラートとくっつくのかな〜と思って購入しましたが想像の100倍受けの性格が悪く、胸糞な展開でげんなりしました。ウィルは序章時点では良くも悪くも影が薄く、一番まともな感じ。そんなウィルとメロルは互いに一目惚れするわけですが、ずっとメロルの親友ポジションだったクラートはぽっと出のウィルにメロルを盗られるのが納得できず、遠回しな嫌がらせをします。その結果ウィルは死に、メロルは激怒してクラートと絶縁宣言。そんなこんなで数100年が経った頃、ウィルの生まれ変わりが登場してまたウィルと再会するためにクラートの力を借りて人間になるメロル。で、序章終了。あらすじだけ書くとウィルとメロルにクラートが横槍を入れてるだけのように見えますが、実際はクラートはそんなに悪いことはしてないし、その割にメロルがぶち切れしすぎてて引くし、もう二度と近づくなとか言っておいて慣れない陸に上がるに当たって側に居て欲しいなどと言い出すし、ただのワガママ王子で一つも共感できないしまったく好きになれません。純粋で健気なら無神経でも可愛げがありますが、口が悪くて常に上から目線な奴が無神経だと本当にイライラして無理でした。ものすごく文句を言いましたが、私がクラート派なのでここまでイラつくのであって、メロルやウィルが好きになれるなら普通に読めると思います。
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