レビュー
今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


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泣きました2025年3月2日上下巻のファンタジーもの、外れると落胆も大きいですがこちらは個人的にかなり当たりでした。やはり結局キャラを好きになれるかどうかなんだよなぁ。攻めも受けも個性的ながらちゃんと芯があって、言葉や行動に説得力がある。ストーリーの展開に合わせてキャラがブレちゃうと全体的に薄っぺらく感じるのですが、こちらはそんなこともなく、時間をかけてお互いを知っていく様子も丁寧に描かれてます。試し読みの段階ではそこまで期待してなかったのですが、大当たりでした!ストーリーも重厚で、最後うるっとしました。ルキウス(弟)のスピンオフが描きたい〜と作者さんの後書きにあったので、スピンオフが出たらぜひ読みたいです。
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途中から設定が…2023年9月28日いい話です。いい話なんですが…個人的に受けと攻めは逆がよかった(※ウブなヤンキーが攻めです)。立ち読み増量期間で試し読みしたので1〜2話まるっと読めたのですが、真面目で地味そうに見える長谷川くんが意外と空気の読めるイケメンだったり、ヤンキーに見える日山くんが意外とウブで可愛かったり……ていう話に感じたので……実際にそういう話なんですが……。受けと攻めはそのままでもいいので、もう少し日山くんのウブ設定を最後まで生かしてほしかったな〜。途中からただの学園モノになってるな、という気がしました個人的に。絵も可愛いしただの学園モノが悪いわけじゃないんですが……。似たような話なら他にもあるな〜という展開になってしまったのが、期待もあっただけに惜しいです。
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甘くて切ない2023年2月11日マミタ先生の作品ははずれがなく安定して面白いので好きです。その中でも、個人的にはこちらが一番当たりでした!おじさん受けと、チャラそうに見えて実は一途な攻め…というのはマミタ先生のいつものパターンなんですが、本作は逆に言うとそれ以外に特殊な要素がなく、昔の月9みたいな王道恋愛ストーリーだなという感じです。なので、意外性のあることは何も起きないのですが、それが良かった。ストーリーがシンプルだからこそ、台詞や仕草にキュンとしたり、切なくなったり。ゆっくりと気持ちを確かめ合う2人を応援しながら読めましたし、読後感も良いです。強いて言えば、受けがちょっと乙女すぎる気もしましたが、私は許容範囲内でした。おすすめです。
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ストーリーの面白さだけなら☆52022年10月4日BL的に萌えるかで採点すると☆3、平均して☆4という感じです。濡れ場は読み飛ばしました。(描写が下手とかではなく、個人的に主役ふたりの色恋にまったく興味が持てなかったため)一穂先生の作品はほとんどどれもそうですが、キャラの感情マップが複雑すぎて、わかりやすい「恋愛」としては描かれてません。この作品のふたりも、愛憎で言うなら愛と憎が2:8では?という感じです(正直、ごく平凡な感性の私には理解できない高尚さだった)。それはまぁ良いのですが、個人的に一番萎えるなーと思うのは、これだけ攻めを貶めて蔑んで傷つけても、受けはなんとなく周りに愛されて、すべて許されてしまうところです。いわゆる受け至上主義なんだよな〜と一穂先生作品を読んでると毎回思うのに、なんか毎回読んでしまいます。ストーリーは本当に面白いと思います。
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あっさり2022年6月22日絵がきれいだったので購入。ものすごく何かがダメというわけではないですが、普通だな、という印象でした(辛口ですみません)。高評価だったので他の方のレビューを見てみると、pixivで連載しててそのときからファンだったという方が多いみたいです。正直、ファン以外が読んでもふーん……という内容ではないかなと思います。とくに劇的な出来事が起こるわけでもなく、登場人物の心情の変化もいまいち伝わってきません。どっちもノンケなのにそんな簡単に恋愛感情や性欲抱いたりするか…?攻めが一目惚れした理由も謎です。いっそ攻めはゲイ設定にすればよかったのに、作者さんのこだわりなのでしょうか。わざわざノンケにした理由もよくわからなかった……。とくに不快な気分になるような出来事も起こらないので、「ただ絵がきれいで爽やかなBL」が読みたい方や、BL自体読むのが初めて!という方には勧められるかもしれません。私はもう読み返すことはないと思います。
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作家買いです2021年6月25日作家さんが好きなので買いました。他の新しめの作品と比べると私には刺さりませんでした。この作家さんはわりとどの作品もその傾向が強いですが、主人公たちのラブよりもストーリー展開に重点が置かれてます。ストーリーそのものはすこしミステリっぽい要素があって普通に面白いです。が、主人公カプのふたりがあまり好きになれず、ふたりのラブシーンは読み飛ばしてストーリーだけ読んでしまいました。ので☆マイナス1です。主人公カプはどっちが攻めでどっちが受けなのか、実際にえっちするまで予測不能でした。最終的に「あ、そっちなのね」という感じです。どちらかは読んでのお楽しみで(すぐにわかる人はわかるかも)。受け攻めがはっきりしない部分も含めて、あまりBL色が強くない作品が好きな人は向いてるかもしれません。
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夢みたいな設定だけどリアリティがある2018年9月13日かわいい。芸能人×ファンってよく見かける設定ですが、こちらは知り合ってからファンになっていくタイプなので違和感がないです。受けのキャラも、ただのファッションオタクで実際はリア充みたいな感じじゃなく、ガチのオタクなので好感が持てます(社会人としてもちゃんとしてるし)。逆に、攻めのほうはオタクなんだけどきちんとリア充なところもリアルでよかった。共通の趣味はあるけど、基本的にはまったくタイプの違う者同士。仕事だったり友情だったり、それぞれに大切にしてるものがあって、相手の大切なものをお互いに大切にできる関係性が、とても現実的なんだけど理想的でいいなと思いました。だから逆に、胸がぎゅっとなるような切ないシーンとか、俺にはお前しかいない!みたいな熱い展開はまったくありません。始終ほのぼの。でも良い話でした。
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優しくて温かい気持ちになる2018年9月4日小椋ムク先生が好きで惹かれたのですが、初めて読む作家さんだし(あとがきを読んだらこちらがデビュー作のようです)、あらすじに視覚障害者のお話とあったので、うーん…どうかな、と思いながら試し読みを読み、続きが気になり即購入。結果、とても面白かったです。文章が比較的あっさりしていて読みやすい。けれど心理描写はとても丁寧で、ところどころ涙が出てしまいました。視覚障害者について書かれていますが、当の二ノ瀬が真摯に障害と向き合っているので、あまり暗い雰囲気はありません。おっとりして芯の強い二ノ瀬は見ていてとても好ましかったです。相手の日根野谷も男らしくてかっこいい。☆は4.5という感じですが、キャラクターが好きだったのでおまけで☆5です。末永く幸せでいてほしいなぁと思うカップルでした。
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同作家さんの中では一番好き2018年9月2日こちらの作家さんの作品なんだかんだ既刊はすべて読んでるのですが、こちらが一番好きでした。生意気な歳下攻め×真面目で不器用な歳上受け。あまり歳下攻め感はないです。前作もそうですが、ハッピーエンドまでの焦らし方がうまい作家さんだなと思います。ほどよくイチャイチャしてて飽きないし、ちゃんと起承転結があってわかりやすい。濡れ場の頻度も個人的にこれくらいがベストです。前作よりもちょっとえっちなシーンが多かったのでそこも◎。スピンオフの柿崎編については、まぁそんなに要らなかったかな?と思いますが嫌悪感を催すほどじゃなかったです。だいぶ読み飛ばしたけど。
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ライトなラブコメ2018年7月3日かわいい。嘘から始まる関係ですがイチャイチャがメインです。ひよちゃん、だいぶ頭弱い。けどそれが話をライトにしてくれてました。なので切ないしんどい展開を期待してる方にはあまりオススメできません。思い切りライト〜なのが読みたい時用。欲を言えば、優兄×真幸のほうのカップルももっと見たかったです。
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面白かった〜2018年6月25日あぁあ〜すごく切ない…。軽いラブコメかと思って読み始めたら、翔太…ストーリーの8割泣き顔か泣きそうな顔してるじゃん…。でも38歳攻めの透さんがずーっと翔太の味方でいてくれるので、きゅんとした…。…でも大人の余裕がピュアな翔太には恥ずかしかったり〜、ライバルに意地悪されて落ち込んだり〜。切なかったり嬉しかったり、テンションが上がったり下がったり、翔太と一緒に恋してるみたいな気持ちで読めました。こういうド天然!ド素直!な受けって場合によってはウザいって思いそうですが、翔太はもどかしく思いつつもただただ応援してあげたくなる子だった…。ハッピーエンドで良かったです。※タイトルと表紙絵が内容と合ってなくない?とちょっと思いました!
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好みじゃなかった2018年6月3日たぶん好みの問題だと思うんですが、あまり絵が好きじゃありませんでした。普通のときはそこまで気にならないんですが、濡れ場の描き方が好みじゃなかった(苦笑)。それでもストーリー重視のお話なら全然良かったのですが、いかんせん濡れ場重視のお話だったのでそこが好きになれないともう全部「うーん?」になってしまってダメだった…。あとキャラクターがなぁ…。攻めはずっと意味不明(気障な天然という感じ?)だし、受けはぎゃんぎゃんうるさいわりに流されやすいし…。全体的に、もう少しキャラも話も練って欲しかったなぁ〜と思いました(弟のブラコン設定、要る?とか思ってしまった)。他の方の評価が高く、そのぶんハードルが上がってしまったなので、低め評価でごめんなさい。
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崎谷先生の久々の長編新作2018年4月2日崎谷先生の、かなり久々の長編新作。慈英×臣シリーズのスピンオフですが、私自身そちらのシリーズはほぼ読んだことがありませんがこちらだけで問題なく読めました。ワンアイドマリアとか、崎谷作品別シリーズの店舗名称が出てきたりして、崎谷先生を愛読する身としてはそういう発見も楽しい作品でした。内容としては同著者作品によくある、ちょっとだけサスペンス調のラブコメという感じで、テンポよくさくさく進むので読みやすかったです。一見地味で大らかなんだけど良くみると食えない攻め×一見派手なんだけど実は天然な受けという組み合わせで、見ていてほっこりする可愛らしいカップリング。いわゆる「今っぽいオシャレな雰囲気」みたいなのは皆無ですが、やっぱり崎谷先生ならではの持ち味の光る、それでいて少し最近の(BL的な)流行を取り入れた良い作品だなと思いました。なんだか評論みたいになってしまいましたが、すこしドラマ性のあるラブコメが好きな方にはおすすめです。
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とにかくゴチャゴチャしてる2017年9月1日レビューが高かったので試し読みでも特に響かなかったけど購入しました。正直、何がそんなに評価されてるんだろう??という感じでした。まず絵も話もごちゃごちゃしてる。雰囲気と勢いで話が進んでいく感じで、台詞やコマもガチャガチャしてるから、なんとなく読む気が失せる(個人的に)上に、登場人物の感情が、恋による感情の揺れなどでは片付けられないほどコロコロ変わります。それが共感できるものだったら良かったのかもしれませんが、あまり共感もできず…。あと設定に後出しジャンケンが多くて、描きながら考えてるから余計ごちゃごちゃするのかな?と思いました。エロ描写もわりと多いんですが、甘さがないところがあんまり好みじゃなくて、なんだかスポーツ観戦してるような気分に。そんなこき下ろすほどクソ作品というわけではないんですが、期待のレベルに対して結果が伴わなかったので買ったことへの後悔も含め辛口評価です。
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いちゃいちゃが好きなら好き2017年8月15日紙版を持ってます。日本中の人に読んでほしい!…とは思わないけど、私はこの作品で川琴先生が好きになりました。とにかく相思相愛であること、お互いがお互いの理想であること、遠慮なく愛情表現してくれることが好きになったポイントです。切ないのが好き、障害が多いほうが萌えるという方だったら全く何がいいのか分からないと思うので、オススメしません。夢見がちな男前スポーツマン攻と、ふわふわの天然記念物な箱入り王子様受という組み合わせも、個人的には良かったのですが、↑がピンと来ない方は読んでてもイライラするだけかもしれません。ものすごく斬新なストーリーとかではないです。幸せ展開が好きな方におすすめ。
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想像よりも良かった。2017年3月3日正直言ってつまらないだろうなと思って読んだので(失礼)、想像よりずっと面白かったです。奥山ぷく先生とかハヤコワノジコ先生とか、古いとこで言うと夢花李先生とかと近い雰囲気。絵が綺麗で、ガッツリBLというより青春の延長という感じです。あと5歳若かったらもっと響いたかもしれない(笑)。pixivで絵を拝見していて綺麗だなぁと思っていたので、見かけて「おっ」と思い購入しました。こちらが初コミックスの、商業では完全な新人さんなので、試し読みがあったほうが売れそうなのにと残念です。ガッツリBLを求めている方には物足りないかもしれませんが、後味の爽やかな作品です。
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とっつきにくいけどハマる2017年2月11日いつも一風変わったBLをお書きになる先生。変わってるがゆえに世界観に入り込むまでちょっと時間がかかるんですが、読み進めるうちにドップリはまっていきます。モノグラムがほとんど無くて、基本説明はセリフと絵のみなので、最初は「え?」ってなるんですが、大筋が掴めてくると逆にその説明しすぎない感じが想像力を掻き立てられるというか。こちらの作品も、初めは受のキャラクター(気まぐれ猫系)もそんなに好きじゃないし失敗したかなーと思いましたが、読み切ってみればちゃんと面白かった。同作家さんの他作品と比べてエロの割合も多かった気がする。時々クスッと笑ってしまうような、ゆるーい台詞のやりとりも良いです。
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