このレビューはネタバレを含みます▼
島の溺愛系おすすめ作品スレに名前が上がっていたことがこの作品を知ったきっかけでした。巻数多いし漢字だらけだなぁなんて思いながら1巻を読んでみたところ…何これ、面白過ぎる!もう全巻購入です。なんてことでしょう、即落ちとはまさにこの事です。様々な野望と私利私欲や色事が渦巻く国際政治での諜報活動任務を担うエリート官僚達がわんさか登場します。美形しかおらず、合法的に攻と受の役割が決められ、攻は溺愛執着独占欲が半端なく殆どがイカれてて(褒めてます)、受はツンデレもしくはクーデレが多くデレの破壊力が凄いです。攻と受の体格差も理想的。それに加え過去と現在を行き来するよく錬られたストーリー展開、それぞれ様々な事情でこじらせている各CP編でちゃんとラブコメ要素や切ない要素があり、致してる場面はねちっこくて激しいという完璧な布陣です。作画がとても美しく【このコマ好き!】と思う箇所が多数あります。個人的には2巻任務中嫉妬を抑えきれず物に当たる針生、4巻不動産屋から深津を助けに来た武笠、6巻先森のデレに動揺する柳(柳ってば見た目あんな厳ついのに超優しいの泣ける)、9巻実習中に木菜の美貌に驚愕する春日、この辺りが特にお気に入りです。出てくるCP皆好きなんですけど、推しCPは鶏楽✕藍染と春日✕木菜ですかね。鶏藍編を見てしまうと鶏楽の格好良さに惚れてしまわざるえない!他のイカれた攻達に比べて口数少ないのがまた堪らないところでもあります。そして他の巻でちょくちょくクズ加減と木菜へのデレが出てた春日、春日木菜編で詳細が明らかになってこれまた好きになってしまったキャラです。本当にクズ過ぎて自業自得~人って変わるもんですね、頑張れ、春日。6巻の木菜からの差し入れにデレデレな春日めっちゃ好きです。表題作の他、財務省のCP2組が登場する「数式は鷹に恋をする」こちらもまた素晴らしい、3巻の志山を救出しに来た土門の登場シーンが本当に大好きで!!衝撃的過ぎて声出して笑っちゃいました。ああ自室で読んでて良かった。土門も含め登場するイカれた攻達の情熱的な愛の告白がとても素敵なのです。もう一組の古賀もカッコ良かった~糸目男が開眼するとヤバいという定説がまた確立されてしまいましたね。