ダンジョン飯
」のレビュー

ダンジョン飯

九井諒子

もっと早くから読んでおけばよかった…

2024年2月1日
「名前だけ知っている」で相当長い期間スルーしてしまったことを後悔している。とくに、「転生系とかバトル系なのかな…別にそういうの好きじゃないしな…」と同じことを思っている方がいたらぜひ手に取ってほしい。美しく、丁寧で、ギャグもあり、何度読んでも新しい発見がある。

まず、画力。主要キャラクターはもちろん、どんなキャラクターも魅力的。全員を好きになれる。(赤面するときに鼻やおでこが赤くなるのが、キャラクターによって異なる。とてもかわいい。)

そして、そのキャラクターや登場するモンスターには圧倒的奥行がある。物語そのものだけでなく、生物としての深い造詣は、愛がなければ決して生まれない。こんな深いものを、簡単に味わってしまっていいのか不安になるレベルだ。
そして、見事ハマったらぜひ、同作者の「デイドリーム・アワー」を…!絶対に後悔しないので…!!
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