蛍火艶夜
」のレビュー

蛍火艶夜

amase

バカ切ねぇ

ネタバレ
2024年2月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は「今からここは倫理です」の作者さんだって?!くらいのテンションで買いました。それにBLで戦争真っ只中っていうもの中々に珍しいのでどういうものなんだろうと思いました。でも本を開けてみるとなんとびっくりめっちゃくちゃ切ないじゃないか!ものすんごい切ないです。最初は記者と少年の話から始まり次に中佐と兵の物語最後にその少年ともう1人の中佐との物語。というふうに大体なっています。その3つの話全部切ないです。もう一度言います切ないです!!特に2つ目の話が個人的にはすごい性癖だったんですけど、それもまぁ切ない泣きそうになりました。というか泣きました。切ないものとか甘いなぁーってものなんだか通じ合ってるなーっていうものがこの本には詰まってます。戦争のBLを見た事がない人だったり、そもそも昭和のBL見た事ないっていう人にはすごいおすすめです。戦争の生々しい描写はなく、でも文字での描写はあります。それだけです。

切ないもの、昭和BLが好きな人にオススメです。下巻も楽しみにしています。
いいねしたユーザ3人
レビューをシェアしよう!