さよならのモーメント
」のレビュー

さよならのモーメント

仁嶋中道

みんな幸せにしてくれる作者の発想力

2024年2月4日
幽霊とワケあり高校生と時計屋さんの同居生活。皆がそれぞれを想って生きていて終始苦しいし温かくて幸福。このまま3人で居てくれと思えるし、3人もそう思っていた中で、これじゃだめだと決断するりょうすけ。ハルの誕生日に決断決行する場面は涙無しでは読めなかったです。本作品シリアスです。ある意味ではハピエン。なんというか、ひたすらに作者様の物語をつくる発想力とか人間を描く力とかに感服しました。
いいねしたユーザ4人
レビューをシェアしよう!