このレビューはネタバレを含みます▼
奔放な攻め七央に健気な受けの曜一くん。「おい、ナナ、大事にしないと後で痛い目ぇ見るぞ⁈」と思ってたらやっぱ曜一くんに諦められちゃったよね…分かるよ、曜一くん、辛いもんね、諦めたくもなるよね。でも諦めきれなくて国内公演は見に行っちゃうんだもんね、わかるわかる。それなのに仕事きっかけで会ってまた口説かれちゃうんだもんね〜。でも一言ガツンと「俺の今の生活にはお前は1個も関係ないから」と言ってやれたこととその時のナナの表情で読者(曜一モンペ)としては一矢報いた感があり溜飲も下がりました…
一方のナナさん。奔放過ぎだよ…!曜一の隣人くんが「図に乗ってるガキ」って言ってたけど、まさに読者の気持ち代弁してくれてたよね(ありがとう)
そしてまず曜一の名前覚えときなさいよ、ナナ…すぐに反省してたからまぁ、許すけどさ…それだけ曜一のディテールに無頓着なんだね、と悲しくなったよね。最後は曜一への愛情示してくれたから許すけど!!
「無くしてみて初めて大事な存在だった」と気付き、「何か欠けてた」と感じたナナの、曜一と会っていなかった(会えなかった)12年間のエピソードを番外編でいいからナナ視点で読んでみたいです。あと、あとがきに「曜一は将来フリーランスになってナナと暮らしている予定」と書かれていたので、一緒に住む前の遠距離恋愛中に嫉妬イベ発生してナナがモヤモヤしている番外編も読めたら、さらに溜飲が下がると思うのでリクエストしたいです笑