このレビューはネタバレを含みます▼
まず、偽装結婚とはいえお互い惹かれていく過程を見るのは楽しく遥菜と綾瀬さんの恋は応援したくドキドキする場面もあります。そして絵が可愛い。
元彼とその彼女が断罪されるところはまさに「ざまぁ」でスカッとしますが、元彼の仕事を必要以上に手伝ってダメにしていたのはそもそも主人公なのでは？ひどい目に合わされてもろくに反論しない自分からは何も動かない主張しない主人公。
家事スキルが高く主張しない控えめで綾瀬さんを優しく支える遥菜に昭和のヒロイン像を見ているような気分になりました。今の時代にそぐわない古臭い主人公でとてもモヤモヤします。時代背景が違えば受け入れられるかもしれませんが、どうにも古い感覚を持った男性の理想のヒロイン像を見せつけられているようで気持ち悪くなりました。
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