どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます
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どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます

セレン/碧貴子/すらだまみ

リュシリュールが美し過ぎてダメ

ネタバレ
2024年2月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 王太子と言えど父である王には逆らえないのは分かる。けどそれ以前から無駄にデカいプライドの為にアニエスを傷付け続けて、それでも彼女は受け止めてくれるだろう、許してくれるだろうと更に傷付ける…。アニエスは何にもしてないんだよね。冷たくされたから心を開くことをやめただけ。コレ物語が違えばヒロインに愛想尽かされて、他のヒーローと幸せになってもおかしくない話。かなり酷いことをされてるのに、惚れた弱み?で許しちゃう。糾弾するシーンが長いなんて人もいるみたいだけど、私はあんなもんじゃ足りないよって思っちゃったよ。だって死んでもいいと思ったから飛び降りたんだし、それ程までに追い詰められた訳だしね。ただ、作画が美し過ぎて、リュシリュールが綺麗すぎてその許せない気持ちが半減してしまう。原作は読んでるので、美しい絵を楽しみます。
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