我慢しないで、ハデス様。 ~冷酷な冥王の純愛は底知れないほど深くて、重い~【単行本版】
くりおね。/フォクシーズ武将
ペルセポネがピュアなのに結構大胆で笑える
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼
永遠の生を謳歌し欲望に身を任せ快楽にふけっている神々ばかりの神界ではハデス様とペルセポネの純愛がより尊くてキラキラしたものに感じます。エロスの愛の矢というきっかけがなかったら、穏やかで寡黙で不器用なハデス様はペルセポネに気持ちを伝えることはなかった気がするので、何気にゼウス&エロスは良い仕事をしましたよね(笑)。
それにしても、ペルセポネがすごくピュアそうでいながら結構大胆で色気を醸し出してくるので、そのギャップに笑ってしまいましたよ。「エロスの愛の矢が刺さり衝動の抑えがきかないハデス様よりも積極的で押せ押せムードのペルセポネ、恐るべし!」と思いながらストーリーを堪能しました。
優美で見応えのあるイラストのおかげでリアルで生々しいえちシーンを存分に堪能できる満足度高めのTL作品で、とてもおすすめです。
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