このレビューはネタバレを含みます▼
『ギルティ』の作家さま。
ギルティ、ものすごかったですねぇ、ドロドロの人間模様。
それでも初めの頃は、ありえない展開に胸がバックンバックンして、続きがとても気になっていました。
その前作、『ネコろび八起き』はほのぼのした作品だったのですが・・・。
本作はギルティの路線を踏襲するような、愛憎が二転三転し、絡まりつくような予感が致します。
1巻では色々な真実が何も明かされない状態で、主人公「美佐都」は5歳から16歳へと成長します。
四国での実家の火事の謎、美佐都の実の母であろう芸能界に存在する誰か、出生の秘密を知る医師である引き取られた家の父、そして謎の含みを持たせたその妻、家族。
少しづつタネ明かしはされていくのでしょうが、余りまわりくどく無く明瞭な展開になりますように、宜しくお願い致します。