ちはやふる
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ちはやふる

末次由紀

小学生編までは面白い

ネタバレ
2024年2月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小学生までは「純粋」「天然」で片付けられてた主人公ですが、高校生以降はもしや特性持ちなのではと思わせるほどのサイコパスさにドン引き。
嫌がってる相手を執拗にアダ名(しかも自分の勝手なイメージでつけた)で呼ぶとかあり得ない。

それでも一つの才能だけで徐々に認められていく展開は「ガラスの仮面」などでもみられる王道だと思ってしばらくは読んでいたけど、どんなに自分勝手でもなぜか周りの人間が無条件に主人公を好きになり献身的に支える姿や、主人公だけはカルタのため何一つ犠牲にしないで済む展開がご都合過ぎて途中から無理になりました。

この主人公は完全に作者の投影で、その他の登場人物は全て主人公を賛美するためだけに存在してます。
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