ジェラールとジャック(白泉社文庫版)
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ジェラールとジャック(白泉社文庫版)

よしながふみ

かなり気合入れて読みました

ネタバレ
2024年2月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ よしながふみ先生、大好きなんですがいつも気合を入れてからでないと読めません。読むのに体力のいる作家さんです。というのも、物語が重厚で流し読みしてしまうと繊細なニュアンスなんかが抜け落ちてしまうので、読むのにとても集中力がいるんですね。このお話、その後はまたみんなで仲良く暮らしたということでいいのかな?ジェラールさん、受けも攻めもこなすあたり、昔のB Lだな〜と思います。昔はよくあったのかもしれませんが、今はもう受け攻め固定とか地雷持ちの方々が増えてますから、こういうのは案の段階で落とされていそう…などと思いました。とにかく、ジェラールさんの愛が深くて、奥さんのどこが良かったのかわかりませんが、ジャックと末永く幸せに暮らしてほしい。真剣に冗談抜きで命の危機という感じで、手に汗握りました。あと、エチシーンが本当に素晴らしく美しく、妖艶でやっぱりよしなが先生大好きだなと思いました。当時の時代背景などわかればもっと面白いと思います。残念ながら歴史は詳しくないので…
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