将娼のアマレグルス【単行本版特典ペーパー付き】
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将娼のアマレグルス【単行本版特典ペーパー付き】

相音きう

エロ目的で買ってごめんなさい

ネタバレ
2024年2月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さんの作風とタイトルや表紙から、これは絶対エロいやつ…!と思って購入しました。あらすじには「肌に触れることはなく…抱かない理由とは…」と書いてます。でも絶対すぐ突入するよね!?と思っていました。

が。

結果、最終話まで合体ありません!あらすじに偽りなし!!(笑)まぁここは注意点として冒頭に書いておきましょう…。

【退役戦士であるアントンは、寵士という、現役戦士の昂りを鎮める(つまり受け手としてエッチする)役目につく。アントンの初めての相手は第4王子であるユリウス。ユリウスから夜伽に呼ばれたアントンだが、抱かれることなく日々を過ごし…】

序盤で分かりますが、ユリウスはアントンを愛しているので、愛するがゆえに再び戦士に戻ってほしいという気持ちがあります。一方のアントンは、戦地では足手まといになることを自覚し、第二の人生を寵士として歩む決意をしているのです。この感情のすれ違いが最終話まで致せなかった理由となります。この辺りがですね、もどかしくもユリウスの信念が通っていてかっこいいところです。気品に溢れるユリウスの王子ぶりに惚れます。

さて、私のエロ目的は達成できなかったのですが、それでもアントンの雄っぱいバインバインをずっと見ることはできたので、それはそれで満足しました(笑)できるならウフのときみたいに毎回揉みしだいてほしかったですが…ユリウスが王子で理性が鋼のように強いので仕方ありません!

寵士の設定としては、位は最上位であり、神や王と等しく敬われるべき存在です。ただ、今回のアントンは別として、他の寵士はおそらく複数人を相手にしなければならないはずなので、一棒一穴主義の私としてはモヤッとするところではありましたね。

最後に、アマレグルスとはどういう意味なのでしょうか?調べたけど分かりませんでした…。
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