聖女をクビになったら、なぜか幼女化して魔王のペットになりました。
ももやま/美雨音ハル/にもし
このレビューはネタバレを含みます▼
いつぞやたくさん試し読みができたときに購入。表紙から可愛いを求めて手に取りましたが、それだけじゃなかった。プレセアの辛さが痛々しかった。ファンタジーにありがちな自分勝手でバカな王太子のせいで。更には、ヒマリの嘘で追い打ちをかけられて。読者的にはコテンパンにやっちゃってほしいところですが、人間よりも優しい魔族の姿を見せられ考えさせられました。それでも、プレセアを殺したも同然のヒマリよ…謝って済む問題ではない！プレセアと魔王様の会えなかった年月は長すぎる。だからこそ、2人の幸せそうな姿に泣けてきた。この後プレセアが10年の時を経て元の姿になった時のイチャコラが見たいところではありますが、素敵な最後に感動でした。
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