このレビューはネタバレを含みます▼
生まれてはいけなかった子としてただ生かされていただけのセレンと、世を拗ねて斜に構えたレイが互いを愛するようになり、レイが王位につき王妃となったセレンが身籠るまでの「花ひらくオメガ」。世捨て人のようで、セレンにひどい態度をとっていたレイが、セレンへの愛に目覚めてからのデレっぷり(笑)ラブラブハピエンでよかったよかったと思っていたら、他アプリで続編が出てたのでそちらも読みました。続編では、王宮ファンタジーで王と番になったらあるあるの世継ぎ問題が軸。王位についたとて、レイが苦労人であることは変わらず。2人の愛の結晶は姫だったので、アルファの王子を産めないどころか、出産後に発情期が2年も来ないセレンへの風当たりは増すばかりで…。2人のその後も堪能しました!