小鳥ちゃんは外で羽ばたけるのか





2024年2月23日
まず、座裏屋蘭丸先生…画力が凄すぎる…シャングリラに限らずですが。どこを切り取っても美麗です。人物背景、全部。簡素な(悪い意味でなく、飾りや書き込みがあまり多くない)眼なのに眼力も凄い…そしてストーリーまでも魅力的…もう虜です。シャングリラで大切に大切に囲われている小鳥ちゃん。イヤイヤ働いている小鳥ちゃんはいない、小鳥ちゃん至上主義のまさに楽園。小鳥ちゃんと試情夫間の約束は3つだけ。それさえ守ればずっと楽園にいることができる。但し、3つ目のルールを破ったら即追放…アポロの親友のセリフに、ルールは破られるためにあるんだ、みたいなセリフがあるんですが、個人的に私もそうかなーと。そんな居心地のいい守られている場所やオーナーを捨てても、外で一緒に生きていきたい相手とお互い本当の恋に落ちたら。即追放=外で自由に羽ばたけ…楽園から出たくない小鳥ちゃんにはルールは破れないでしょう。相手も同じ熱量じゃないと自分だけ追放だし。小鳥ちゃんを何より大切に思って幸せを願っているオーナーだから、3つ目のルールは楽園以上の幸せを見つけられた小鳥ちゃんへの餞だといいな。銭ゲバだったら、稼ぐ小鳥ちゃん手放さない。試情夫だけ追放、小鳥は稼げ、でしょう。恋に落ちたら追放なんて、外の荒波に揉まれても幸せを願っての開放。ー全部想像ですが…3巻読んだらハピエン妄想でもしていないと切なくて…フィーの過去とかアポロの離婚とかシャングリラの存続とかなんかまだ色々山やら谷やらあるのでしょうが、長く楽しみたいような、フィーの幸せを早く見たいような、とにかくまた一周行ってきます!

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