どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます
セレン/碧貴子/すらだまみ
このレビューはネタバレを含みます▼
コミカライズ勢です。
２巻でとりあえず二人の思いが通じ合ったと思ったので、ここで買うのやめようかと思っていました（これ系はたいがいとりあえずくっつくとこまでしか読まないことにしている。その後の痴話喧嘩→事件は大体つまんなくて）
でもこれまでの殿下の行動の意味が、不器用ってだけでは済まないんだよなーと思い、悩みつつ３巻購入。
読んでよかった。解像度があがりました。
これまで「殿下、ほんと、どういうおつもりで？」って思ってましたが、なるほどねぇ。
ただの拗らせではなく、政治的なことがちゃんと考えられているのね。
こういうの、思いが通じ合ったら、これまでの不義理や仕打ち、すっかり忘れて手のひらクルーなのが多いから、あんまり楽しめなかったんですけど、このお話はいつまでも不信感持っててよい（笑）
冷たくされて婚約破棄までされて、それが普通だと思う。いくら好きでも、すぐに信用できるかよ。
４巻はどうでしょうね。もう一雨降ったら地固まるのかな。
いいね
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG