特装版 恋をするつもりはなかった-double-【電子限定描き下ろし付き】
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特装版 恋をするつもりはなかった-double-【電子限定描き下ろし付き】

鈴丸みんた

推せない攻め。

ネタバレ
2024年2月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作でロウは人の好意を軽くあつかって、落とすまでが楽しいなんていうクズでしたが、、純粋に優しいよしのをちゃんと好きになって改めたのがよかったんだけど、残念!今作でも相手の気持ちは二の次の自己中だったー。大好きで大切にしてるはずの恋人の反応より他の人に興味津々で頭いっぱい、それだけでちょっと引いたし、ウザがるニコに対する上からの絡み方も見てられなかった。職場で、友達じゃないし先輩だよ、自分がアリだからって公私もなくずけずけ、ちょっと性格疑ってしまって最後まで推せませんでした。いやぁ、さすがに求められてもないのに色々やり過ぎで、、優しさとかの範疇じゃないし、思わせぶりも駆け引きもわかってて今さら鈍感ですは無理があるし、人の気持ち無視でただ自分のしたいことしてるだけ、結局よしのをないがしろにしながら弱ったニコに全力でつけこんで落としちゃった、、これは全部よしのにバレて振られるフラグ以外に何の意味があるのかな?ピュアで優しいよしのより、むしろはっきり言ってくれるニコとお似合いだと思えたし、スイくんとよしのが!を期待したけどそこもまたニコ。納得できるざまぁな展開もなくて、ロウに対する好感度回復せず、軽薄なロウを好きでいるよしのがかわいそうに見え、もうロウが何言っても軽く聞こえる、、一途な攻め好きなわたしには萌えられず、これはロウニコ主演作で楽しめなかったです。作家さん買い、前作、絵も好き、だけどこんな攻めのお話で他作家さんだったならきっとわざわざ読んでないし、いっそ別タイトルで表紙もニコのお話だったらよかったのに。よしの本命キープでニコはお気に入り!なんて都合よ過ぎるかんじがして、恋人になったロウとよしのを応援できるような展開や気持ちの盛り上がりはなく、逆に応援できなくなってしまいました。ロウが2、3回振られてちゃんと傷ついてよしのへの気持ちを証明してくれるような続編ならまた読みたいけど(むしろそれが必須)、こんなメインが推せない感じでスピンオフとか読めないなー、、みなさんのレビュー参考にしたいと思います。(再読後レビュー修正してます)
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