このレビューはネタバレを含みます▼
表現されているタイトルだな。
お祭りで見た、狐行列にただ1人鮮やかな黒髪の少年。性癖が宿った瞬間(笑)
拓は、それから黒髪に囚われ、紛らわすために随分と女性と遊んだが、何一つ満足には至らない。
それもそのはず、あの黒髪は隣の年の離れた幼馴染の未来だから。
7つ離れていて、現在高校生の未来は美しく可愛い。やたらと家にきて泊まっていくが…
拓の中にある禁断感、背徳感がストップをかけ、苛ついたり冷たくしたり(しきれないけど)していた。
未来を好きなことを「認めてはいけない」と蓋をしている。そんな矢先に、未来がキスマークをつけていて、黒髪からの解放感とがっかり感に苛まれる。
未来は問題を抱えていた。気づかなかった拓。真実を話、気持ちも解放。
キスだけの付き合いを始め、大学に受かり卒業したら身体の関係を持とうと。
黒髪の未来を好きだと認めたら、愛しさしか湧いてこない。
気持ちを認めるまでにだーいぶ長くかかったお話でした(笑)未来の方が積極的なんだよね。がんばれ、ヘタレ兄ちゃん(笑)