このレビューはネタバレを含みます▼
婚約を破棄されたのと同時に、「豚に嫁ぐのと同じ」くらい蔑んでいた烏月国の君主に乞われて輿入れすることになった朱璃。君主のアターシュは朱璃を運命の番だと言い切るが…。砂漠を越える長旅に身体が持たず、烏月国に到着する頃には息も絶え絶えの状態に。ひどい下痢でオムツを当ててたくらいで、湯浴みもできず匂いも酷かったはずなのに、アターシュは気にも留めない。嫁いでからはオメガいじめやいつ孕むのかなんて重鎮たちのセクハラにもあいますが、都度アターシュが助けてくれる。なんて感じで、最初からアターシュが甘々なので、陰謀に巻き込まれたりもありますが王道の展開に安心して読めました。表紙・挿絵も美しくてステキでした〜