宝石箱 小玉ユキよみきり集
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宝石箱 小玉ユキよみきり集

小玉ユキ

酸いも甘いも小玉の流儀。

2024年3月5日
死ぬまでに小玉ユキ作品は全て読みたいと思わせる短編集でした。両想いなんてくそっ喰らえ、儚く散る片想いが一生の想い出になることさえあるのが女の人生。キテレツな彼では萌え散らかし、夜空の窓では満月を見上げる楽しみをいただきました。ありきたりな日常生活を宝石箱に変えていく、まるで錬金術師のような小玉ユキ先生の短編集です。
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