このレビューはネタバレを含みます▼
エンゾウ先生の描くオトコはどうしてこう揃いも揃って
めっちゃ男臭くて逞しいのに色っぽくて綺麗で可愛いのですか!
えっ これ2016年!?8年前!?
今も美しいですが 全く遜色ないです!
主人公の永寿が、最初出て来たとき めっちゃ調子こいてるクソヤローに見えたので、
不幸になってザマミロって感じでしたが
だんだん わりと良い奴になってきて
これがヤト(貧乏神)と関わるようになったからなのか
それとも最初はキャラが定まってなくて 元々良い奴って設定になってきたのか
そのあたりは分かりかねましたが、
これまでおそらく何百人何千人と憑いてきたヤトが惚れちゃうんだから
元々良い奴ってことにしとこう!
ヤトの孤独や葛藤、深い憂いが ほんとに悲しくていじらしくて、永寿じゃなくても絆されます。
優しくて可哀相で気弱風なキャラなのに、神様の世界ではめっちゃエリートで神力が強くて
他のザコ神?(失礼)達から畏れられてるのとか カッコイイ…。
ギャグ描写が多めで楽しく読んでいたので、ヤトくんの悲哀が描かれたときはギャップで余計にヤトくんが愛しくなっちゃいました。
本編ではえちが無かったですが、描き下ろしで
甘々ではないけど濃厚な、エンゾウ先生本領発揮の色気ムンムンなえっちがございまして
ご馳走様でした。