FANGS
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FANGS

ビリー・バリバリー

耽美

2024年3月13日
どれだけ幸せ追求したって、ほのぼの平和を享受したって、ことわりから外れたものとしての悲しみからは絶対に逃れられない。明るければ明るいほど、健気なら健気なほど、その悲しさが際立って、読んだ後すこし心がズーンとする。そういうのも含めて、萩尾望都のような古き良き耽美の系譜を感じる作品だった。ものすごくオシャレで現代的でかっこい、耽美作品。
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