面白かった





2024年3月17日
全168ページ。短編集。2cp。1話目→オメガバース、配達員おにいさんもの。2話目→「クトゥルフ神話」という「1917年にアメリカでパルプマガジンに掲載された創作神話」を元に世界中で創作され続ける世界線で書かれたコズミックホラー(不可知で理解できないものの恐怖がテーマのホラー)。クトゥルフ神話は「太古の地球を支配していたが、現在は地上から姿を消している強大な力を持つ異形の者ども(旧支配者)が現代に蘇ることを共通のテーマとする(by Wikipedia)」。本編は数あるクトゥルフ神話のうち、「ルルイエ異本(人皮で装丁され、異界のものを召喚する呪文などが記載されている)」設定を使用。←知らなかったのでレビューを参考に調べました。クトゥルフ神話が日本で広まったきっかけは、栗本薫「魔界水滸伝」らしい。訳わからなくても面白かったのですが、上記を総括すると、コズミックホラー「クトゥルフ神話」に則った「触手、蛇召喚エロ」ジャンルということかな? 確かにクトゥルフ神話はタコ系の旧支配者もいるらしいので、エロの広がりがめっちゃありそう…。wiki読んでいたら菊池秀行の名前も出てきて、魔界医師メフィストなんかもクトゥルフ神話の影響を受けているのかな? 知らないことめっちゃある…面白いー。

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