花薫る君へ
」のレビュー

花薫る君へ

藤田和子

ノスタルジック

2014年3月13日
昭和初期という時代背景、ファッションがなんともノスタルジーで雰囲気のある作品。主人公は成金のオテンバ娘(バツ1)とスマートな男爵だが義賊として世間を騒がせている男性。どちらも恵まれた環境のお家柄だが、それぞれ心に傷を持つもの同士。まだ女性の社会的地位が認められていない時代にオテンバ娘が色々やらかすのが面白い。男爵はスマートなナイスガイ(ノスタルジック風に言えば)で、思慮深い。こんな二人がいかに恋に堕ちるかは作品でご覧下さい。
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