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レビュー

今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 野獣は激しく奪う

    水谷京子

    ウーン…… 残念
    2017年1月19日
    初めはいい感じの大人なラブストーリーだったけど、だんだんドタバタしだして、話も色々拡げすぎ。方向性が一貫してないし、一体どこへもっていきたいのやら……?
    作者さんの作品はどれも同じような拡げ方で、初めはいい感じで展開するのに、突然、「え?何処に持って行くつもり?」になり➡「まだ話拡げるの?」つまりどうしたいの?みたいな作品が多い。
    「蜜談」なんかその際たるもの。
    この作品も始まりから途中までは良いのに、話を拡げだしたら残念な方向に……
  • 愛蔵版 花咲ける青少年

    樹なつみ

    表題通りの華麗なる世界観!
    ネタバレ
    2015年8月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ こちらの作品も配信されるのを待つこと2年、やっと配信され、即(「八雲立つ」共々、紙の媒体も所有しているにもかかわらず)購入。学生時代、はまっていました。
    こちらは主人公花鹿の花婿探しに絡ませてストーリー展開していきます。少女マンガ的要素も多々含めなかなか素敵なお伽噺的なお話だけではなく、物語の軸とも言える本質を花婿探しで隠して展開していきます。
    登場人物は主人公をはじめ、ほとんどが何かしらしがらみを背負って精一杯生きてるからか、それぞれが個性的でとても魅力的な人物像に仕上がっている。各々が花鹿を通してそれぞれと出会い、困難を切り抜け成長していく様は現代の少女マンガとは一味二味違う。個人的にはマハティ陛下のあの美貌と純粋で尊大な気性、立人のずば抜けた冷静な頭脳とビジネス面での冷酷かつ腹黒さ&本来の優しく真面目な部分と花鹿命な所のギャップがまた良く、二人の大ファンだが、それとは別にクインザの生き方が忍耐強く冷静で激しく、己が忠誠を誓った主の為だけに生きる事は壮絶で哀しいが、その行いの良し悪しは別にして実に見事。黎明期を生きる彼らの国家には、早急に膿を出せるやり方が必要な事だとはいえ主の為にここまで信念を貫き、状況が変われば自己犠牲をも厭わぬその姿勢は称賛に値する。(マハティ陛下及びルマティ殿下は勿論だが)クインザなくしてラギネイは語れない存在。本編では書かれていない人々を含む過去の話や後日談も特別編として出版(書籍)されていて、合わせて是非。樹なつみ作品好きのかたには勿論、そうでないかたにもオススメしたい作品です。
  • 八雲立つ

    樹なつみ

    文句なし❗秀作中の秀作❗絶品です。
    ネタバレ
    2015年8月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 2年越しで配信されるのを待っていた作品。学生の頃、はまっていた作品です。今改めて読むと当時とは若干印象は変わりましたが、これを秀作と言わずして何が秀作というのか?と言ってしまうくらい今も色褪せることなく超絶品。嬉しい限りです。
    現代編と古代編とでストーリー展開していきます。どちらも登場人物(皆、何かしら背負うものがあるいわくつきの設定)、筋書き、ストーリーの展開も何をとっても素晴らしい‼の一言に尽きます。
    闇己と七地の人物像、周りのキャラクター達との掛け合い、ややドロドロした人間関係を含めての周りの人々との繋がり、さらには古代編での登場人物、ストーリー展開、神々との掛け合い等、本当に面白い!
    闇己の出自や両親への思念、2000年前からの一族悲願のための想いの重さ、2000年昔の先祖の神との約束の為の49年という寿命…等々ストーリー展開は見所盛りだくさん!
    登場人物は相対的にみんな好きですが、寧子だけは苦手なキャラクター。力あるシャーマン設定にもかかわらず、全く活躍しておらず、お荷物キャラなのが残念。シャーマンとしての力量を少しでいいから見たかった。
    ラストもこれまた通快なシーンでインパクト絶大。
    読みごたえ充分で、いろんなかたに是非おすすめしたい絶品、秀作です。
  • JOKER

    上杉可南子

    逸品。文句なし!
    2014年7月28日
    作者さん買いだが、大当たり!
    主人公達の年齢設定や生い立ち等々の設定は斬新だし、話の展開も文句なし!
    何でこんなに色々いい話が次々にできるのか本当に大好きな作者さんの才能に脱帽しながら楽しませてもらってます。
    あきらと一花のホンワカ純愛ラブストーリー。
    ラストは感動モノです。物語としては最高のラスト!幸せな気持ちになれます。
  • 逆運命の人

    上杉可南子

    理想と現実
    2014年7月28日
    ヒロインの恋愛観が淡々とし過ぎで、自分が恋愛しているのに、ものすごく客観的に心理を分析しているとか、普通の恋愛感覚ではあり得ない??
    それに、男の方(かじ)は最低な部類の男。自分中心で彼女から愛人に降格したり、当て付けに好きでもない女に手を出したり。
    ラストは男にはいい薬だと思う。遊びで他人を弄ぶ男に天罰?しかし、子供は可哀想だ…
    ヒロインはラストは少し気の毒だが、そこまで男に入れ込んでいないと見受けたので、立ち直りも早いだろう。ラストの〆は理想はハッピーエンドだが、現実はこんなものだと思う。現実にはよくある話。
  • 再愛~さよなら、あなた…~

    大石静/みなみなつみ

    主人公達の自分中心のエゴな愛。
    2014年7月26日
    ヒロイン(元妻)は結婚する前からも別れてからも夫に甘えてばかりで、自分のやりたい事を最優先させてくれる夫や環境に甘えすぎ!
    自分のしたい事=仕事最優先でやっているのだから、犠牲は覚悟の上な筈なのに割りきれていない、全部欲しいなんてのは駄々をこねる子供の様で共感出来ない。元夫も再婚して子供までいるのだから今の家庭を大事にして欲しい。いくら円満離婚でも別れた夫婦が関係するのは新しい妻と子に対する裏切り以外の何者でもない!対して後妻になった妻は立派!私がもし後妻の立場なら即離婚だが、彼女は子供にも義父にも畑にもそして自分にも夫が必要だからと、事を荒立てることもなく、そっと納めてしまう、天晴れな女性。
    無くしてはじめて、いかに大切か思い知るという話だが、ヒロインに関しては納得して離婚したのだから同情もないし、共感も出来ない。元夫には少し同情するが、それでも新しい家族を作ったのだからそっちを最優先するべきでは?出来ないのなら新しい家族なんか作るな!二人の節操の無さに読んでてイライラするしムカムカする。結局、自分達さえ良ければ周りはどうでもいいと言う単なるエゴイスト達の話なの?というのが私の率直な感想。
  • さぁ、ラブの時間です!

    上杉可南子

    メッチャ好き!酒盛はじめ君最高!
    2014年7月26日
    主人公二人が正反対なので、とにかく面白い!酒盛はじめはことごとく企画外だが、これからどう女性と接して理想の妻をゲットすることができるのか楽しみ。ヒロインと上手くいくよう楽しみながら祈ってます。
  • のら猫の話

    吉村明美

    愛 ですね!
    2014年7月7日
    のら猫ーの方は凄く可愛い!ヒロインがとってもキュート。なんだかんだと言いながら惚れた弱味でヒロインを助けてしまう彼も可愛い!
    2作目の方は、自分の事はかえりみず妹を守る姉の深い愛…感動モノです。
  • 薔薇のために

    吉村明美

    美しい作品。逸品です。
    2014年7月6日
    主人公ゆり以外は皆美形の花屋敷家の人々のストーリー。女優で母のしょう子の自由奔放な生き方で振り回される子ども達。姉の芙蓉、兄の菫、弟の葵と突然兄弟姉妹になってゆりの人生が大きく変わる。ゆりが家族になった当初は家族と言っても『血の繋がった赤の他人』みたいだった花屋敷家の人々が、ゆりと関わってから段々本物の家族になってゆく様に思われる。ただの恋愛物ではなく、各々がとても重い過去を背負い、血を吐くような思いを抱いているが、ゆりと関わる事で、少しずつ癒されていく、またゆりも花屋敷家の人々や周りの人々に出会いふれあい成長していくというヒューマンラブストーリー。
    ストーリー展開は奥手な主人公ゆりに合わせてゆっくりだが最後まで全く飽きず、キャラ設定は脇の人々も含め各々の個性が際立ち、また詩的な感情表現が素晴らしく、この作者さん独特の世界観。
    枕野一郎さんとセリさんがキーパーソン的存在なのは勿論、猫吉さんがこの家族に大きく影響を与える。
    鮮烈な印象とは違い、じんわり心に染み込む作風。笑いあり、涙あり、そして暖かい幸せな気持ちになれる。何度読んでも飽きない、本物の逸品といえる作品。絶品です。
  • 心乱す愛撫は、失恋のあとで。

    美波はるこ

    作者さん買い!間違いなし!
    2014年6月11日
    この作者さんは本当にストーリー展開、男女間の距離感や気持ちの変化、キャラ設定など何もかもが上手い!
    毎回楽しみにしていたが、とうとう完結。
    今回の主人公達も個性的。
    初めはとんでもない場面から展開して、成り行きで今彼と付き合うのだが、これがまた曲者の男。主人公も本当は女らしいが、人前では絶対泣かないという気丈な女性キャラ。前半はこの曲者彼氏に振り回されるも、だんだん彼の本性が少しずつ解りだし、彼の元同僚♀と後輩♂出現後は彼が主人公の気持ちを解りだす、というパターン。彼は恋愛経験は豊富でも、本気で好きな女とは上手くいったことのない、ある意味恋愛初心者。だから、彼女の女心なんてなかなか理解出来なかったのが、自分が同じ立場になって初めてパートナーの切ない気持ちに気付く。そして憎めないのが、自分の大切な女には直ぐに謝る潔さと可愛さ。本当に大切な女以外には見せない顔などもGood!
    これまで絶対しなかった職場=お客様の前でしっかり自分の彼女アピールするあたり、惚れたら何でもするしまっしぐらな所も少し怖いけど反面、可愛いし女心をくすぐられる。
    ラストの締めも話の流れも丁度良いタイミングで終わっているのも上手いところ!オススメの作品。
  • 花音

    さいとうちほ

    パック買い!&一気読み!!したけれど…?
    2014年6月8日
    始まりから中盤中盤あたりまでははまりこんで読みました。少女漫画によくある類い稀なる才能の持ち主の花音の魅力にはまってしまいます。ただ、三神が結婚してしまったあたりから先は大体予想通り。実の父が判った後も予想通りだが、双方の気持ちを想えば色んな意味でとても苦しく且つ何とも微妙……で、何とコメントしていいのやら……ラスト辺りからの三神とは仕事(音楽)を通してしか触れあえないと覚った後はすぐに天童に行くのではなく、彼とも仕事だけの関係でいて欲しかった。母と父とのなり染めも年齢を考えれば普通ならあり得ない。なのでオマケの★4つ。
  • どれだけ甘いシナリオだって

    宮園いづみ

    作者さん買い!間違いなし!
    2014年5月16日
    現実的ではあまりないにしろ、最初の出逢いはあまり良い印象ではなかった。お互いの利害の一致で疑似恋愛を始めた史音と志貴。ライターで恋愛初心者の史音には恋愛物は書けずエリートイケメンだがバツイチの志貴が恋愛を教え、ライターとして売れた暁には志貴からマンションを買うという契約。初めは恋愛難民的な史音が志貴に頼る甘えることさえ出来ずにいて心配だったが、志貴が思いの外史音をかまいだし、段々本物の恋愛へと気持ちが変わってゆく。初めは志貴有利が、暫くすると史音有利になっているのが男女の謎?大体第一印象が悪ければ恋愛へと発展しにくいのが常なのに、見事裏切られました。女性には百戦錬磨の志貴が純粋で気配りのできる、待つことの出来る史音に惹かれていくのはよくわかるし、頼りたい時に志貴が助けてくれるからお互いに本気になったんだね。とにかく、今度は幸せになって下さい、志貴さん。史音さんもゴースト脱出を狙って一日も早く幸せになってください。いい歳をした男女の純愛でほんのり幸せな持ちになれました。
  • セイントアダムズ

    庄司陽子

    異次元?別世界?な華やかさ
    ネタバレ
    2014年5月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ まだ学生だった頃、読んだ記憶があり、懐かしさのあまり購入。読み進めていくうちに内容も思いだし、ああ、旧き良き時代の中に戻され、夢見つつのあの懐かしさが甦る。いつも冷静で切れ者の長男森生、華やかだが実はどこか冷めている感じの次男樹生、明るく純粋で人情深く人懐っこい三男の杉生の三者三様魅力的な3兄弟の話。三者三様いろんな恋愛、人間関係、ビジネス等のトラブルを乗り越えていくうちに各々が関わる人々の影響でより魅力的な大人になり、独立していくというストーリー。ただ、現在の女性漫画と違うのは、ストーリー構成が現在のものより随分練れている点、展開もかなりいい意味で予想を裏切られる。一番裏切られたのは、杉生がラストまで麗香に愛情を注いだこと。普通ならあそこまでされると愛なんて覚めてドン引きする所なんだが……?あと、三兄弟の中で一番しっかり者でスキのない冷静な長兄の森生が実は情に厚く、何でも一人で背負い込んでいた為に一番大人になりきれていなかったこと。情に厚すぎた為に、まゆこさんが目前で身投げした後はとても見る影もなかったのはやはりこの作家さんの旨いところ。樹生は投げやり的な所と冷めた所がなくなり、三人の中では一番冷静に判断できる人だったということ。杉生は元から愛されキャラだけど相変わらず自分を曲げず(そういう意味では一番我儘)で図太くかつしなやかなまま大人の男に成長。最初から三人とも自分のポリシーを曲げない、ブレない点は現在のすぐに流されがちな若者に見習って欲しい点。三人の回りを飾っている女性キャラクターの心理描写も見事。小娘時代に読んでも判らなかった細かな事情も今なら判る。非日常的な舞台設定ながら人間くさい所も好き。大作ならではの、ちょっぴり大人向けな読みごたえ充分な満足感ある作品。絵は若干古くも感じますが、それ以上に綺麗。私個人としてはこの作者さんの代表作『生徒諸君!』シリーズよりオススメします。
  • いつか君たちも大人になる

    藤緒あい

    瓜二つなパパと彼
    ネタバレ
    2014年5月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 独身イケメン人気高校教師が主人公。とあることから娘に彼ができたことを知り、彼を観察すると裏表がある事に気づく。二人のデートにこっそり後をつけ、自分の若かった頃を友達に指摘され、若い頃の自分と瓜二つな娘の彼にいろいろ釘をさしまくり、悩む姿が涙ぐましく面白い。パパは何でアイツは自分とそっくりなんだ?と悩み、彼は俺とあの先生はそんなに似てるのか?とこれまた悩み、そんな二人を悩ませているふたりの表の顔しか知らない娘(彼女)は純粋無垢で、遊び馴れた男と知らずに二人を振り回す様が愉快。
    いろんな意味で面白い。オススメします。
  • 恋なんていらない

    上杉可南子

    作者買い!当たり!
    2014年5月9日
    3話ともアラサー女性の結婚もしくは恋愛話。
    1話目は主人公達よりもインパクトの強烈な新郎の母、実際にああいう方はいらっしゃる!私の極めて身近に、毎日顔を合わせて暮らさなきゃいけないのが疲れますが、まあ、ああいう人なんでお気の毒な方だと思うようにしています。さすがにドレス合わせの時に他の花嫁候補を連れて巻き込むような事はなかったですが、新郎が若い頃、事故にあって入院した時の第一声、まさに自分と被って吹き出しました。こんな人、他にも居るんだな……?と。私と違う点はこの花嫁さんは花婿が自分の母を良く知り、花嫁の味方だけど、我が家は新婚当時から夫が見ざる聞かざる言わざる的な?まあ、あとは夫も姑もある時期を境に私に頭が上がらなくなった点。2話目はまあ良くある話。3話目も理想的な話。
    2話3話は主人公達がクローズアップされていたけれど、1話目は主人公達が姑とチラッとしか登場しない花嫁の姉の設定のせいで影が薄くなっている感が拭えない。なので★4つ。
    話はどれもいいですよ?私はラストが好きかな。
  • Deep Love REAL

    Tetsu/Yoshi

    シリーズ一括購入!男性目線では?
    ネタバレ
    2014年4月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ レイナ、アユ、ホスト、でこのReal編。
    この作品だけ、男性目線で書かれている。19巻と長編にも関わらず短時間で読み終わった。ストーリー展開はやはり作者が同じな為単純かつ幼稚。捻りがないというよりはイビツな捻り観が拭えない。アユが自分は汚いと言った→その意味を知るためにホストになるという筋書きだが、ラストで義之はアユの言葉が理解出来たのか?原作があまり練れていないからか、期待度が高過ぎたからか、シリーズとおしていまいちな作品だと思うので、お若いかたには良いかもですが、30代半ばよりご年配のかたにはあまり面白くない作品だとおもいます。このシリーズ、このReal編だけでも充分話は繋がります。もし、他のシリーズをお考えのかたにはレイナ編をオススメします。ホスト編は本編と内容被ってますし、アユ編はReal編16、17 巻でほぼ同じ内容ですので、アユ編を別に購入する必要はないです。
  • Deep Love ホスト

    吉井ユウ/Yoshi

    シリーズ一括購入!しましたが……
    ネタバレ
    2014年4月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ この作品、いまいち練れていない。ストーリー展開も今一つ。シリーズとして、レビューが高かったのでシリーズ一括したものの、見事に期待ハズレ。大体、アユが自分は汚いと言った→その意味を知る為に(童貞)ホスト→ホスト(脱童貞)になってたった2か月でNo.2はありえなさすぎ。このシリーズはReal編を読めば購入必要無し。
  • Deep Love アユの物語

    吉井ユウ/Yoshi

    高レビューにつきシリーズ一括購入!
    ネタバレ
    2014年4月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ したものの、Real編を購入するならアユ編及びホスト編は購入する必要はないと思います。私的には理解不能な部分が多い。レイナに続き、不幸な未來しかないアユがかわいそうだが、やっぱり、10代の世間知らずなかわいそうな少女時代、多感な年頃に色んな出来事が重なってのストーリー展開だが、やはり幼稚な作品に思えてしまうのは私だけなのか?最期は病気で亡くなってしまうが、先にレビューした親友のレイナ(乱暴された時の子どもを生むも失明させ、自分が稼ぐためにソープに身をおとし、その間預けられてた家で亡くなってしまう娘アユのことも知らされず、ソープの社長に気に入られ自分が誰かもわからなくなるまで恐怖で精神をボロボロにされた)とどちらが不幸なのか?と問われればレイナの方が不幸だろう。アユは死んでも義之がいるのだから。
  • Deep Love レイナの運命

    吉井ユウ/Yoshi

    高レビューにつきシリーズ一括購入!
    2014年4月27日
    レイナ→アユ→ホスト→Realの順に読んだけれど、多少作品がかぶりもしますが、結果どんな順番でもすんなり頭にはいります。ただ、前評判が高かったから期待し過ぎたのが裏目に出てあまり感動的な作風ではなかった。登場人物みんな甘え過ぎ、ストーリー性もいまいち?まだ女同士だから多少共感できるところもなくはないが、しょせんは10代の子どもの世界、大人とは考え方も行動力も何もかも全てがちがう。
    年頃の女の子が質の悪い男に利用されるのはかわいそうだが、やっぱり、最大に気の毒なのは下らない男の為に嫉妬に狂った男の彼女と友人が数人の男達に乱暴させ妊娠、出産したこと、せっかく幸せになれそうな兆しの男性を殺されてしまった事、レイナの幼い娘アユがいじめられて亡くなってしまうところと、彼を殺した憎い男が自分を思い出せない程、辛くレイナを追い込み幸せになれそうになるとかならず不幸になるという薄幸が、一番不幸だなと……このシリーズ中、一番不幸な女性がダントツでレイナなんだと……レイナに関しては女の幸せは男次第なんだ(男運が悪すぎる)とつくづく感じさせられた作品でした。
  • ようこそ青

    吉村明美

    短編なのにどれもいい!
    2014年4月14日
    3話ともまとまってます。作者の初期の頃の作品なのか、やや絵が荒いのと1話目の『青猫』のラストが少女漫画らしくないので★4つというところですかね?
  • サプリ

    おかざき真里

    結婚適齢期を過ぎた女性達の生き方
    2014年4月14日
    人生紆余曲折あれど、色んな人達がいるけれど十人十色、幸せならばそれでいい。主人公が失恋した後、次の恋に行くのが早すぎる気もする意外はマイナス要素もなく、サラリと読める。主人公だけでなく、女性達がそれぞれの道を選び幸せになれてよかった。大人の女の恋愛観満載のラブストーリー。気になるかたにはおすすめ出来る作品ですよ。
  • 蛇蝎‐DAKATSU‐

    秋里和国

    読みごたえ充分アリ!
    ネタバレ
    2014年4月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表向きは『帯屋』を経営販売しているが、本来の職業は数千年前から『気学』と言われる学問を用いて吉凶を占うというものだが、その中で『蛇蝎』と呼ばれる人の生死を占い、助言するのが仕事の主人公。勿論自らの手は汚さず、ただ依頼人にアドバイスを与える代々伝えらる一子相伝の学問?技??子どもの授かる年月や己の死でさえ判ってしまう。そこにライバル的な存在の人間と人ならざる者が登場し……とまぁバトルが繰り返される訳で……一般人なら死んでますよ?!作品の中でも気学を用いて占ってもらい死に追いやるシーンが沢山あります。一昔前ならまだあったであろう『蛇蝎』も、現在『蛇蝎』としてお仕事されてる方がいらっしゃるのか……?それと今まで普通にしていた自分の誕生日を人に教えたりするのが実は怖い事だと教わりました。
    秋里先生の今までのコメディタッチなギャグなんかがほとんどないシリアスな作風。この手の知識がなく、日頃普通に暮らしてたらと思うと怖いですが読みごたえはバッチリ保証します。
  • 傲慢社長と秘密の夜

    上杉可南子/アドリエンヌ・バッソ

    作者さん買いだったんだけど……
    2014年4月7日
    この作品に関してはあんまり印象が残らない。ハーレクイン系って割りとストーリーの起伏が激しめで、かなりインパクト大なんだけど、今回は本当に印象にのこらなかった。
  • さよならソルシエ

    穂積

    兄は天才、弟は奇才!
    2014年4月6日
    兄は誰もが知る画家のゴッホ。美術の教科書に必ず作品が載っている有名人。後世に名を残す素晴らしい天才。しかし弟のテオはあまり世に知られていない。誰よりも兄の才能を信じ、兄亡き後、それを世間に知らしめた彼は奇才。
    確執のあった頃も含め、二人で画家ゴッホを今にまで残した、作品を書き上げた兄とプロデュースした弟、二人がいなければ現在のゴッホの知名度は極論だがなかったのでは?
    二人の生き方がそれぞれ素晴らしい!兄の才能を妬みながらも、誰よりも兄を愛していた弟のテオの思いが今も生きている心射たれた作品でした。
  • 二の姫の物語

    和泉かねよし

    二の姫
    2014年4月6日
    だけ読みました。ただ大人しいだけで姉妹にまで愚鈍と言われ続けてきた姫に仕えて姫を表舞台に引っ張りだした神童と呼ばれた青推と愚鈍などではなく優しく冷静で才能溢れる姫のロマンス。とても感動しました。100年後『女王の花』の舞台へとなるそうですが、是非よんでみるつもりです。
  • 海よりも深く

    吉村明美

    猶予はあと三年?インパクト大!
    ネタバレ
    2014年4月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ この作家さんは初めてですが、つかみが上手い!
    主人公眠子と十三の占いのシーン、漫画で他人事だから笑えるけど、自分の事なら 立ち直れない位ショックだろう……が、二人は周りの個性豊かな人達に支えられながらもんな悪意や妬み、嫉妬を乗り越えていく。ただ、運命には逆らえないのか?と思いきや、十三は何事にもとても前向き、かたや眠子は自分に自身が無さすぎてかつのんびりで流されやすすぎで読み手がちょっと焦ってしまうことも。
    途中、話が何処へ行くのか?と思わせる所があるが、全体的には本来シリアスな問題が多い筋書きなのに、笑いあり、涙あり、眠子が十三や福子さん達に接していきながら良い方向にどんどん変わって行き(抜け落ちた記憶が甦って本来の自分を取り戻す)
    自分というものを持つのが前向きでいい。ところで例の占い師が最期に見せたあのシーンは本当に眠子が十三に代わって死んだ後の十三のその後なのか?相手の女の子があまりにも酷い女なので、ちょっと考えられないのだが、二人とも生き残った後、占い師の登場がないので確証ナシ。あれは占い師が意地悪で見せただけだったのか?それが私には最大の謎だな~?
  • 源氏物語 あさきゆめみし 完全版

    大和和紀

    源氏物語・千年ロマンス
    2014年3月30日
    世界に誇れる日本の王朝文学を漫画で読めるのはとても嬉しい。古文で読むには長いし解りにくいがこの作品ならほぼ原作と同じでとても解りやすい。私がこの作品に出会ったのはまだ10代の頃で学校の課題として源氏物語原作を読んでレポート提出しなければいけなかったのだが、原作を完読出来ず、この作品を一気読みしてレポート提出したところ、教諭に漫画だとバレて、こんこんと説教され、レポート再提出する羽目に……なぜバレたかというと、光源氏が亡くなるシーンが原作と違うのです。教諭に『毎年君達みたいな生徒が何人かいるしな、先生もそのマンガ持ってるから。』と言われてしまいました…これがきっかけで実は私、原文で古文や各地の風土記、古代神話など、時には海外物も研究対象とした仕事を数年前までやってまして、中でも源氏物語はそんないきさつもありとても好きな作品で、千年以上の歴史ある今まで読まれ続けた生き残れた秀作なのです。当時の時代風景、生活様式を考えれば特別素敵な男性1人に素晴らしい女性が何人もいるのは普通なのですが、ちょっと意地悪く考えれば、これが現在ならプレイボーイと愛人達という修羅場は免れないエライ関係に…… ? 世界に誇れる王朝文学、千年ロマンスなどと言われていますが、本当にいにしえの良き時代色んなシーンで描かれていますよね?お文(歌)にはお相手に合わせ紙を選び香をたきしめ、季節やお相手に因んだ花や一枝を添えて贈る、祭では車競り合いも女主の裁量ひとつで納まるかどうかなど。また、源氏の君の女人方はどのお方もすばらしい方がたばかりで圧倒されるが、彼自身恋多き男性でお相手を思う気持ちは其々の方がたに対する愛だったろうけれど、源氏の君が真実愛した女性は藤壺の女御と紫の上の二人のみ。このお二人は他の女人とは別格。藤壺との事はどなたも知らぬ事だが、他の女人方が紫を立てて差し上げるのにはやはり紫自身の魅力と、何より源氏の君が真実愛した女性だったから。実は大和先生には光源氏を主人公にした『ラブ・パック』という作品がありますが、私は長編だけど断然あさきゆめみしをオススメします。絵は美しいし、カラーの挿絵はもはや芸術作品レベル。この作品、歴史好きな方なら絶対読んで損はさせません。いつも書き込みますが、この年代の作家さんの作品は秀作ばかりで絶対におすすめ出来る作品です。★5じゃあ足りない程です。
  • 冷たいプロポーズ

    JET/ミランダ・リー

    それはボスの命令から始まった
    2014年3月30日
    生い立ちが裕福でも決して幸せとは言えない寂しいこれまでのヒロインの人生。また、苦境の中から今の地位を獲得したアントニオも幼い頃から寂しくそれを糧に生きてきた男。二人の距離が縮まるにつれ、お互いに愛し合っている事に気付く。
    始めはボス命令で仕方なくのアントニオも気付くと彼女にベタボレ状態。ラストシーンの見出しもステキ。ハーレクインっぽくない作風も新鮮!ただ、絵が個性的すぎて好き嫌いが分かれるだろうね。
  • 寄り道の恋

    リズ・フィールディング/牧あけみ

    好きなお話☆妹マンディ編 (Good job!)
    2014年3月27日
    『楽園行き片道切符』の主人公夫妻の妹マンディ編。兄夫妻に赤ちゃんができてとても幸せそうな姿を見て、刺激を受けたマンディは科学的方法で子どもを生むと決意する。夫は不要だと思っていた彼女が海賊顔のイケメンタクシー運転手に出会い、少しずつ考えが変わって行くのだが……
    いろいろ山あり谷ありだけどマンディも海賊顔の彼もお互い伝えていいものかどうか解らない事もあり、結局一度別れてしまう。が、ラストは家族も増え彼の娘サディも落ち着き弟や妹が慕う優しいお姉ちゃんに。どうしてそうなったかは作品で確認して下さい。読み終えた後、幸せな気持ち、爽快感さえ感じます。とても大好きな作品です。
  • 楽園行き片道切符

    リズ・フィールディング/牧あけみ

    好きなお話 ☆兄マックス編(Good job!)
    2014年3月26日
    ハーレクインの王道パターンの一つ。田舎から都会に出てきた冴えない娘を大富豪の上司マックスが美女に変身させるというパターン。何故、そうすることになったのかは作品で確認して下さい。私の好きな展開です。読み終えた後爽やかで、幸せを感じられる作品です。私は大好きな作品です。
    次は彼の妹さんのお話をレビューする予定。合わせて読まれるとよりいいと思うのでオススメします。
  • 愛の記念日

    リン・グレアム/上杉可南子

    作家さん買いだったのに…
    2014年3月26日
    初めの方も書かれている様に、終わり方が呆気なさ過ぎ。おそらくヒロインには無理だろうけどバカヤロー&バカヤロー妹にガツンとパンチ食らわしてやりたい!
    いくらヒロインがやや天然でもこれだけバカ(娼婦、愛人といわれる)にされて言葉だけじゃ収まらないわ!
    なのになんてヒロインは良くできた娘なんだろう?
    彼女じゃなく、バカ妹の策略だと、そこに気付いた彼がバカ妹に釘を刺したからオマケの★4つ。
    おそらくバカヤローはヒロインにはこれから頭上がらないんだろうなあ。まあ、天罰でしょう。今度泣かせたら私が替わりに殴りに行くよ?
  • 空への約束

    高瀬由香

    どれも名作。泣けました。
    2014年3月26日
    4話の短編集。一話目と二話目は親からの子どもをみる目線での作品だが、子ども達が親を観ているのがとても良くわかる作品。三話目はそれぞれ恨みにさえおもえども、結局は当人同士の気持ち次第。
    四話目は10年待ち続けた意識不明の男子高校生の彼と元彼女のお話。どれも感動ものですが、私は一話目が一番思い入れがあるお話。感動と絶望の中の希望と涙をありがとうと伝えたいとても良い作品でした。
  • その目、口ほどに。

    七尾美緒

    なかなか面白かった。
    ネタバレ
    2014年3月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 三話構成のお話。一話目はエリートサラリーマンが祖父の遺言に従い、彼女に会いにきたのだが、目を合わせる事が出来ない純粋な青年。必要最低限の話しか出来ない口下手で不器用な所も面白い。対する彼女は素直で優しい女の子。だが、彼氏(ヒモ男あいるのだが、最低ヤローで握りこぶしで殴ってやりたかった!少し揉めたりするが結局二人は恋に落ち結婚する。
    二話目は一話目の男性と正反対のキャラクター。いつもにこやかで、人の気持ちに敏感で優しい男。でも、何処までが本気なのか、お芝居なのか、地なのか解らない男。両親一度に亡くしたヒロインの鳥子ちゃん(女子高生)を引き取り結婚しようと言う。
    鳥子ちゃんは喜怒哀楽が顔に出ないが実は感激したり、嬉しい時は変顔になるので面白い。このあとやはりドタバタがあるが結局ラブラブで結婚する。
    三話目は幼なじみ同士のカップル。幼い頃、わずかな隙に怪我をさせてしまった(これは不可抗力でしょ)
    後遺症でヒロインの目が殆どみえなくなり、それ以来ずっと彼女の面倒をみている瞬。実は目は回復していて見えているのだが、彼に傍にいて欲しい為に言い出せずにいたのだが、とある事がきっかけで彼にも周りにもバレてしまう。が、瞬は目の事を知っていて、彼女の面倒を見ていた。うーん、純愛だなぁ…!
    番外編で一話、二話目のヒーローと三話目の彼女が親戚だとわかるが、一話目と二話目の彼の見分けがなかなかつかない。敢えて言えば無表情な方が一話目の彼で表情豊かな方が二話目の彼。そこが残念な点かな?6人6様のキャラクターが笑える所もあってなかなか面白かった。
  • 個人授業

    山田こもも

    作家さん買い!
    2014年3月26日
    この作家さん、可愛くて軟らかな作風で好きです。
    先生と教え子の設定が多い(他にも多数あります。)けど、教え子はまだ純粋で自分が物語のヒロインのような感覚になる年頃で気持ちに歯止めがきかずいつも一緒にいたい、好きって言って欲しいと思い込むそんな所の表現が上手い!
    対して先生は大人で社会的立場上自分の気持ちを他人に悟られず、押し殺さなければいけないが、可愛くていとおしくて仕方ない表現も上手い!
    同級生同士の作品は、好きな子に意地悪する子どもの典型的な作品。でも、実の所は5年越しの両想い。
    3作品ともホンワリ可愛い作品でした。現実的に先生と生徒、案外あるんですよね。人間なんだから好きという感情が芽生えるのは当たり前のこと。ただ、法的に裁かれないように先生方は苦労されています。生徒はちょっとは先生(大人)の苦労を知るべきですね。
  • 再会は復讐のはじまり

    冬木るりか/アビー・グリーン

    復讐というよりは
    2014年3月25日
    再会したとたんに恋に落ちたんでしょうね、彼は。美しく成長した大人の女性になった彼女を何かの理由をつけて傍に置いておきたかった。たまたま、その時に自分に都合のいい理由があり、彼女にも断れない理由があったからそこにつけこんだ。まあ、好きな子に意地悪する子どもの様なものかな?恋多き男性だけど、本気の恋はなかったというところかな?だから彼女と少しの時間いただけで彼女に対する偏見や誤解もとけ、本気の恋に落ちた、詰まる所、初恋の様なものかと。彼女の方は7年ぶりに誤解がとけ、胸の支えが取れて良かった。初恋も実ったし、ね。
  • 王宮のスキャンダル Ⅲ 夜だけのシンデレラ

    ジェニファー・ルイス/橋本多佳子

    タイトルどおり!
    ネタバレ
    2014年3月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さんの絵が好き。シングルマザーのステラは過去のトラウマから子どもは欲しいが夫は不要と考え、精子バンクで人工受精し、男の子を授かった。
    そこにカッコいい男性が現れ、子どもの父親だと言い出す。しかも、彼は小国ながら歴史ある国の国王だと名乗り、仕方なくDNA検査をおこなうが、結果は親子に間違いない事が判明し、彼の国に1ケ月だけ子どもと仕事をしに行くことに。そこでいろいろおこるのだが、初めは彼の狙いは後継者たる子どもだけだったが、だんだんお互いに惹かれていく。
    いくつか前のレビューにも書いたけど、世の中の男性は女性に『愛している』という言葉を何故言わないのか?いくら体をあわせてもその言葉がない限り女性は絶対に堕ちないし、彼女にもなれずただの愛人となってしまう。ここでもステラが『あなたの愛がほしい』と言っているのに、『三人で暮らせば同じことだ。』と言っている。男性的には同じかも知れないが、女性にとっては大きな違いだ。だから世の男性諸君、本命の彼女には必ず『愛している』と心から言ってあげましょう。その言葉は魔法の言葉だと思って下さい。大事な場面で何度か言ってあげると家庭生活が大きく変わりますからね?
  • ハッピー ラッシュ

    長江朋美

    天然且つ強者、しかも前向き!
    2014年3月25日
    とても面白く、良い作品です。主人公は新入社員で営業担当の女性。彼女は上司に恋をして、社内で堂々と宣言する、ある意味強者だが、天然というか、仕事面でもプライベートでも前向きで可愛い。仕事のノルマは当然だが、第一にお客様の気持ちを大切にできる人柄が魅力的。上司は彼女の猛アタックをさらりとかわすが(冗談だと思っている)そんな鈍感でお堅い上司もカッコよく素敵だが、この作品の一番良い点は笑いあり、涙ありのストーリー展開。このまま初心を忘れなければトップクラスの営業ウーマンになるだろう。その頃には上司の心もただ可愛い部下だけでなくなっているのかな? とにかく、爽やかな作品。
  • プレイボーイにさよなら

    有沢遼/サラ・モーガン

    兄姉妹シリーズ第3段、最終章
    ネタバレ
    2014年3月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 妹二人の結婚後のあちこちで浮き名を流すプレイボーイ、アレックスといきなり赤ん坊のデイジーを連れて現れた見ず知らずの地味な女性、ジェニーのお話。デイジーはアレックスの子どもだとジェニーに言われ、本当の親子かどうか判るまで同居することに。しかもデイジーはジェニーの妹の忘れ形見で
    妹の言葉を信じてやってきた。ただ、デイジーの存在を父だと思っているアレックスに知らせる為だけに。ジェニーは二人が良い親子関係を築けるよう、職場もアレックスと同じ病院に。初めは両親の不仲から自分もそうなりそうな不安で結婚も家庭も子どもも必要ないと言っていたアレックスが、家庭的で飾り気のないジェニーやデイジーに惹かれはじめ、一夜限りのブロンドゴージャス美女とは正反対でいきなり妹のbabyのデイジーをとても甲斐甲斐しく可愛がり愛して育てているジェニーにすっかりメロメロ状態に!プレイボーイで有名なアレックスがデイジーのオムツを替えるシーンが可愛いし、可笑しいやら。ラストは三人で家族になるのだが、きっと幸せな家庭になるだろう。
    ところでこのシリーズの夫婦全員が医者同士か医者と看護師!しかもジェニー以外は実家は資産家。3組とも人も羨むラブラブっぷり。伽噺なのような世界に暫し酔いしれてしまいました。
    読まれるなら3作品全部読まれるのがオススメです。
    私は夢のある好きなシリーズです。(ミスター・ミリオネアについでですが💗)
  • 華麗なる誘惑

    有沢遼/サラ・モーガン

    兄姉妹シリーズ第2段は妹リビー編♪
    ネタバレ
    2014年3月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ リビーは暫く男性不信だった。原因は付き合っていた男性に妻子がいることを隠されていた為。恐らく自分が思っている以上に男性に対して不信感は大きいはずだろう。
    なのに子ども好きのリビーが小児科の施設増設の為の資金集め的なに彼女とデート権をかけてオークションに出場したのに、よりによって不倫相手が落札しようとした所、凄くイケメンな男性が法外な額で落札してしまう。
    イケメンヒーローも暫く女性とは距離を置こうとしていたのにリビーに一目ボレ。
    何度もアタックするのだが、リビーのトラウマが大きく何度も愛してると言われても信じきれない。
    ラストはハッピーエンドだが、それまでに至るまで色んなエピソードがおもしろい!リビーの兄のアレックスと初対面の時の彼の慌てぶりが愉快だ。
    自分に絶対的な自信があっただけに兄とは知らずリビーの家から凄いイケメンな男性が現れた時のあのシーン、慌てぶりが面白かった。
    あとは、双子の姉が妹の為に荷造りしたこと。姉の時には妹が荷造りしたこと。兄も含め仲の良い兄姉妹。妹二人の結婚を見届け次はお兄さんの登場 。
  • 私にはあなただけ

    サラ・モーガン/有沢遼

    兄姉妹シリーズ第1段の敵は実父!
    ネタバレ
    2014年3月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ まだ若かった二人の恋をヒロインの実父が離れて行くように仕向ける。ヒロインの家柄は金融界で成功した大金持ちで、特にこういった父はお金で何でも出来ると思っているからたちが悪い。ヒロインのケィティは11年たった今でも彼を忘れる事が出来ない訳がある。また、彼の方もケィティを忘れられない訳があり……
    若かった二人はまんまと父の策略にはまってしまうのだが! 流石に11年も経てば人は少しでも変わる。父のいいなりだったケィティが仕事だけは続けると決めた事、婚約者と婚約を破棄したこと。
    おそらく3兄姉妹のなかで一番大人しく親に対して従順だったケィティの幸せを兄のアレックス、妹のリビーが一番喜んだはず! でも、彼も含め世の中の男性には学んでもらいたい。愛があるならどんな女性にも言葉にして『愛している。』と言わなければ女心は掴めませんし、結婚出来るかどうかもわかりません。
    このシリーズ、兄のアレックス編と双子の妹のリビー編があり、今から楽しみです。
  • 背中合わせの恋

    伊藤かこ/ジェシカ・ハート

    おもしろい!
    2014年3月25日
    元駈け落ちしたカップルのお話。12年たって彼は社長に、彼女はそこで働くシングルマザーに。
    初めてBabyに接した彼がアタフタしながらも一生懸命面倒みていたシーンが可愛いやら可笑しいやら。
    Babyが可愛い! 二人の仲を取り持つ天使のよう!
  • 脅された花嫁

    サラ・モーガン/たまいまきこ

    深い!
    2014年3月25日
    何故、二人がお互いに惹かれているのにすれ違ってしまったのか、終盤に明らかに! 男女の関係って深いのね~
    それと勝手な思い込みでキレた女は寒いわ… (-_-;)
  • 咲かない桜

    高瀬由香

    よくまとまった短編集!Good job!
    2014年3月20日
    4話全て内容が凄く素晴らしく甲乙つけれない。それぞれのテーマに沿ってストーリー展開の仕方とキャラクター設定が天才的な作品。それぞれの抱えているテーマ(問題点)を最終的には力に変えて生きていける主人公達の強さと優しさ、切なさがか哀しくも力強い作品。こんな風に生きて行けるならいつの日か本望だと思える日が来るだろう。いずれ劣らず名作だと思います。
  • 復讐は愛ゆえに

    ミシェル・リード/藍まりと

    高レビューに惹かれて!
    ネタバレ
    2014年3月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 購入。期待を裏切らない展開で、ヒーローがヒロインにメロメロになってからの元妻の悪女っぷりが面白い。彼女は彼女なりに信念があって一筋縄ではいかない女性だけど、芯が強くぶれない点は憎めない。また、ヒロインも家柄、人柄、芯の強さ、外見だけでなく内から溢れる美しさ、ぶれない所、何処をとっても文句なしで魅力的。残念なのはヒーローのブレまくりでヘタレな点。元妻と結婚した理由もいい加減だし、そんな所に元妻も愛想つかして浮気したのかも。彼は浮気されたと言っているが、彼女に愛情のない彼がそうさせてしまったのでは?そういう理由なら元妻が二人の幸せを邪魔しにきたのも解らなくもない。その後のヒロインの去り際や元妻の引き際の方が女々しくなく潔い。女性陣の方が彼よりも一枚も二枚も上手。ラストはハッピーエンドで物語的には良かったけど、私がヒロインならまず彼の所に戻ることはないだろう。
  • ちょいワル貴族

    ミツルギ

    😄
    2014年3月19日
    三話構成。どれも楽しく読めたけど、私個人的には一話目が好き。話は現代風じゃじゃ馬馴らし?い頃一度だけ会ったことのある従兄妹のお話だが、東京で暮らす家事や女の子らしいことが何一つ出来ない主人公が京都の叔母の家に預けられ、花嫁修業するのだが……叔母の息子の名取の先生が優男なのに実は強くて頭もいい。このデコボコ従兄妹のこれからと、ラストのオチも面白い。
  • 猫科男子のしつけ方

    右京あやね

    登場人物は♂ばかり……
    2014年3月18日
    BLか違うのか、未だ不明なこの作品、登場人物が全てネコ科の♂(普段はヒト形)なので、一巻購入したものの次に進めない。私はBLは苦手なので、余計に次に進まず、なかなか難しい所だが、この作品の良い点は絵が綺麗、登場人物がみな美形の野獣?、あとは笑える所もあるという点かなぁ?
    こういう作風の好きな方にはオススメかも?
  • バイキングの花嫁たち Ⅳ 仮面のプリンス

    星合操/クリスティン・リマー

    ついに核心に⁉
    ネタバレ
    2014年3月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ バイキングの花嫁シリーズ最終章。
    生き延びたプリンス・ヴァルブラントとプリンセス・ブリットの親友、ダルシーの恋愛物語。😄三姉妹の最後のブリットの結婚式に姉のリブ夫妻と母の王妃がかの国にやってくる。💦ブリットの親友ダルシーは舞踏会でポツンとしていたが、プリンスの目にとまり、彼女が帰国するまで愛人契約をかわしてしまう。シリーズ第1段のヴァルブラントの航海が失敗した事も頬の火傷の傷も、お供の35人の死も、全て王宮内の裏切り者(ヴァルブラントの元婚約者)の仕業。😡
    彼女は見た目はとても美しいのだが、異常に自尊心が高く、自分をふったヴァルブラントとエリック&ダルシーに罠をはり、失脚させるためにダルシーまで巻き込む心醜い女性。中国風にいえば傾国。💣対するダルシーは思慮深く、見識も広く、また聞き上手で王宮内で自分が襲われても他言せず、王妃の凍った心を溶かし、ヴァルブラントの心の闇を晴らしてしまう。実は博士号をもつ並外れた才媛。💢第1段から登場するエリックの父の宰相と同じくらいの切れ者だが、二人とも穏やかな気質ゆえ回りに気付く者も少ないのは良いいみでの隠れ蓑。り王宮内に刺客がいるのを恐れてエリック&ブリット夫妻とヴァルブラントはダルシーを早く帰国させたがるが、彼女は敵の手に!そこを助けたのがヴァルブラントで二人はお互いに愛し合っていたことを確認し、城内の裏切り者達を一掃し、めでたく結婚する。💕次期国王にはエリック&ブリット夫妻が選出され、ヴァルブラントは自ら先の宰相(エリックの父)に教えを乞うために宰相になる。📝
    シリーズ全話が夢物語なのだが、夢のある話は人を幸せにするから好きです。結局全員がお互いがいないと暮らしていけないほど愛し合ったお相手と結ばれたのは読者としても嬉しいこと。(国王と王妃さまも💗)ラストのヴァルブラントの頬に傷がなかったのは結局母との間を取り持ったダルシーの勧めで手術したのかしら⁉
    とにかくハーレクインらしいけれど、わたしは大好きなシリーズです。🦌オススメのシリーズです。❤]
  • バイキングの花嫁たち Ⅲ 宿命の出会い

    星合操/クリスティン・リマー

    未来は動きだし、真相が明かされつつある!
    ネタバレ
    2014年3月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ バイキングの花嫁シリーズ第3段。
    末妹のお転婆で行動力のあるプリンセス・ブリットと時の宰相の息子で若手の中では家柄、容姿、頭脳、政治力、行動力、人望等々随一のエリック(第1段エリの夫最有力候補だった彼)の恋のお話。3姉妹の末妹ブットには幼い頃自分の頭を撫でてくれた兄らしき人物の記憶がある。それ以外にも色々な記憶があるのだが、夢か現実か本人さえ解らない。ただ、兄の事を知りたくて一番の親友エリックに会いに行く途中、何者かに襲われ、何とか一命をとりとめるのだが、昏睡状態の中、エリックと兄と思われる話し声を聞いて兄は生きていると確信を得る。気づいた時には彼女の胸にペンダントがかけられており、それはエリックの父にエリックが預けておいたもので、父が息子の花嫁と決めた娘に渡されるものだった。始めはブリットが兄を捜しだす為だと反発していたが、エリックは父に従うと言い、女だけの小部族に出会い、そこの長にいろいろ予言され、段々二人は惹かれていく。ブリットの無事を王宮に連絡したにもかかわらず、国防相長官が二人を暗殺しようとする所を死んだ筈の兄に助けられ、三人で王宮に危機を報せる旅に出るが、次は兄の結婚を考える二人は結局ラブラブ!ここまで来たら目が離せない。次の第4段に注目したい!
  • バイキングの花嫁たち Ⅱ 月下のあやまち

    星合操/クリスティン・リマー

    堅物才女プリンセスと名門貴族プレイボーイ
    2014年3月16日
    バイキングの花嫁シリーズ第2段。
    3つ子の長女で才女のプリンセス・リブと名門貴族だが、プレイボーイで浮き名を流している二人の恋。
    第1段は次女のプリンセスカップルの話だったが、その二人の結婚式から物語は始まる。たった一夜と言えど、懐妊してしまったプリンセスは慌ててアメリカへ帰るが、すぐに彼が追って来てドタバタが始まる。お互いに愛を感じていなかったのではなく、気付かなかった事に気付き、彼女のために投獄されてしまう。やっと二人が気持ちを確かめあい、結婚するが、次期国王の座はまだ未定。プレイボーイでホストとまで言われていた彼がリブの為に監獄に入ることもいとわず、結婚後はアメリカで生活するという所が愛され感いっぱいで良かった。
  • バイキングの花嫁たち Ⅰ 白夜のプリンセス

    星合操/クリスティン・リマー

    ラストがいい!
    2014年3月16日
    バイキングの花嫁シリーズ第1段。
    アメリカで普通の生活をしている3つ子のエリの所に父の使いと称するハウクがいきなり現れ、自分たちは北欧の国王の娘でプリンセスだという事、兄が亡くなった事、国王と母である王妃の離婚が成立していない事を告げられる。母から何も知らされていない3姉妹は核心を知る為にエリがハウクと父の元へ向かうのだが……それには彼女達の兄が亡くなった事で次期国王の最有力候補の兄の親友エリックとエリとを結婚させる事が目的だった。が、エリはハウクに恋心を抱き、また肝心のエリックは挨拶を済ませただけで王宮にさえ近づかない有り様。
    夢物語なのだが、ラストは最高!プリンセスと王の戦士との恋。グラディエーターさながらの格闘で勝者となったハウクが見せた命懸けのエリに対する愛に拍手!❤
  • ボスに捧げた夜

    藤田和子/ミランダ・リー

    気になりだした女性は
    2014年3月16日
    もうすぐ人妻に。それでヤキモキしていたプレイボーイのヒューは彼女の婚約解消で、彼女の弱味につけこんで、契約結婚する。
    でも、お互いに惹かれあっているのに素直になれず、一度は別れてしまうが……
    プレイボーイなのに女心が判らないとか、詰が甘いとか、何気にちょっと抜けているところが可愛い。
    これが完璧なプレイボーイなら鼻につくんだろう。
    ラストは男として筋を通したヒュー。キャサリンも幸せそうで何より!
  • 買われた純潔

    ミシェル・リード/小越なつえ

    教訓的な要素を含むハーレクイン
    2014年3月16日
    出だしは最悪なパターンではじまるのだが、これもハーレクインの王道パターンの1つだと判っていれば何のことはないのだが、セレブ婚で新婚早々夫、妻ともに愛人がいるというのは如何なものか?
    それにはお互い裏があるのだが(やましいことは何一つない)、お互いに一目惚れ状態なのにマスコミに踊らされ話さえもせず、聞かずではややこしくなるばかりで、火のない所に煙が立ってしまい、炎上してしまった状況。ラストはハーレクインならではの締めくくりだが、落ち着いて素直になり話をする、聞く事が一番大切だと改めて教えてくれた教訓的なお話でもありました。
  • ミスター・ミリオネア Ⅲ あなたの記憶

    リアン・バンクス/上杉可南子

    一番辛く大きな愛
    ネタバレ
    2014年3月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 三部作ラストはディランのお話。三部作の三者三様が愛に飢えていたけれど、ディランは特別。三人のなかでは一番の女たらしでただ、立ってるだけで女がほっとかない華のある男。ただ、読み進めて真相が判れば今までの行動はああ、納得せざるを得ないな……と……
    一番チャラそうな男が言い訳一つせず、自分よりもアリサを大切だから彼女の母から妨害されてもアリサの幸せを願い自分は立ち止まったままだったのは三人のなかでは一番深い愛でアリサを心底愛していたから。
    はじめはチャラ男かなと思ってたが、(まあ、他の二人は恋愛や結婚に初めは興味なかっただけに)ディランはそうするしかなかった。アリサとのファーストキスから何も変わらずアリサの母のことを言い訳する訳でもなくずっと愛していた彼の器の大きさに感服するばかり。どれもあまりハーレクインハーレクインしてなくて是非とも三部作で読んで欲しいオススメ作品です。
  • ミスター・ミリオネア Ⅱ 結婚なんてしたくない

    上杉可南子/リアン・バンクス

    三部作で一番変わった可愛い人が彼
    ネタバレ
    2014年3月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ジャスティンは株式転売の天才で『ミリオネア』の会員のなかで超がつく程のドケチの億万長者。お金の為だけに生きてきたと言っても過言ではない。『ミリオネア』でそれぞれ振り分けられた慈善団体の寄付のため、訪れた施設で大量吐血して一度は危なかったが、それは生死をさ迷っている間の神様との取引だった。
    その時お世話になったエイミーに好意を持つが、彼女には姉夫妻の忘れ形見の小さな子どもたちが3人いて、エイミーが若すぎること、独身など色々けちをつけ、彼女から子どもたちを取り上げようとしているソーシャルワーカーが何度も来訪してあら探ししていた。そこで、子ども嫌いな彼が一計をねった策がジャスティンが子どもたちを守るのは僕と結婚するしかないと彼女を言いくるめ、結婚してしまう。日頃は子ども嫌いなジャスティンだが、彼等は全くそうじゃなく可愛く思えるのが不思議なところ。一方、エイミーも両親のような愛のない結婚は嫌だった。でも、母がわりの姉夫妻の忘れ形見の為にいつまで続くかわからない結婚をするしかなかった。ジャスティンの仕事関係のパーティーに連れて行ってもらえず、約束した日から指一本さえ触れようとしない彼に疑惑を抱くのは女ならば当たり前。でも、結局はエイミーをかばいジャスティンが大怪をする。そこで、初めて『君を愛しているんだけど、伝えかたが解らない』と本音を告げる。
    三人の中で一番結婚に疎そうな彼が子どもたちとエイミーとやがて生まれるであろう新しい家族といつまでも幸せであって欲しい。三人のミリオネアの中では一番裏表のない愛されキャラかも。私は一部よりこちらの方がオススメです。
    さて、次はラストの三部作目に!
  • ミスター・ミリオネア Ⅰ 結婚の心得

    リアン・バンクス/上杉可南子

    人を信じられないトラウマ男性が……
    ネタバレ
    2014年3月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 上杉先生の絵、特別美男美女ではないのだけれど、雰囲気があって凄く凄く好きつです。これは施設出身の三人の社会的成功者達の三部作物語。先ずは堅物でマイケルというコンピューター起業家のお話。ほかの二人も混ぜて節税対策にと億万長者の慈善団体組織『ミリオネア』なるものを設立する。
    マイケルが秘書のケイトと関係を持ってしまった翌日マイケルから冷たく突き放されてしまう。が、2ケ月たってケイトが重大な問題をかかえたままマイケルに玉砕し、突然仕事をやめてしまう。
    人を信じられないマイケルが彼女が妊娠中だと知り、今度は結婚を迫るところが女心としては複雑。
    愛ある結婚がしたいケイトと、父親のいない子どもを身を持って知るマイケルが、結婚式の日にケイトの父に言われた辺りから少しずつ変化していく……それはマイケルには未知との遭遇、幼い頃、母を亡くし大切な者をなくした幼い頃のトラウマが彼を追いつめていたのだが、早期出産時のケイトの言葉によって初めて救われた思いになれ、ケイトへの愛に気づく。
    女の子も無事出産したし、このカップルは相思相愛幸せになって欲しい。
    成功するまで自分の欲求を押し殺してきたひとだから人との接し方はおろか、純粋な恋愛なんて全く無縁だったマイケルがどんどん魅力的な男性に変わっていくのも上手い!ケイトのお父さんの言葉が
    身にしみて解っただろうマイケル、ケイトのお父さんいい仕事しますね?ちょっとほかのハーレクインと三部作とも違うようだし、オススメ出来る作品です。
    さて、次は第二作目をレビューしましょう。
  • ウエディングへようこそ

    小林博美

    何故、結婚なのか?をもう一度よく考えて!
    2014年3月15日
    別に結婚しなくても何ら困らない方も多い昨今、何故結婚なのか?特に結婚を考えていらっしゃる方、結婚したけれど今は何にも感じてないと思われている結婚してはいるもののややお疲れ気味の既婚者に後悔しない為にも初心に戻って読んで貰いたい。
    話はいろんな組のペアのそれぞれの要望に合わせた式や披露宴をするのだが、式場スタッフがこの上なく親身になってベストに近い形に演出してくれる。
    こんな親身なスタッフがいるところで結婚できる人は凄く幸せ。私個人的には流れ作業的な結婚式だったけれど、それでも今でも気恥ずかしくでも嬉しかった事、鮮明に覚えいますよ。全話それぞれ良かったけれど、特にお気に入りの作品は主人公の先輩ペアが本当に祝福してくださる方だけ……という、現実離れしているけれどあの話が一番好きですね。
    オススメ出来る作品です。
  • 花薫る君へ

    藤田和子

    ノスタルジック
    2014年3月13日
    昭和初期という時代背景、ファッションがなんともノスタルジーで雰囲気のある作品。主人公は成金のオテンバ娘(バツ1)とスマートな男爵だが義賊として世間を騒がせている男性。どちらも恵まれた環境のお家柄だが、それぞれ心に傷を持つもの同士。まだ女性の社会的地位が認められていない時代にオテンバ娘が色々やらかすのが面白い。男爵はスマートなナイスガイ(ノスタルジック風に言えば)で、思慮深い。こんな二人がいかに恋に堕ちるかは作品でご覧下さい。
  • 空と海のあいだ

    松尾しより

    強く惹かれる真実の強さ
    ネタバレ
    2014年3月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 戦争時代を描いた作品なので、重いし、暗いし、残虐で人が亡くなっていくシーンも沢山あります。
    そんなご時世に二人は出逢い、結ばれ、やがて赤紙一枚で引き離されてしまう。
    けれど、そんな状況の下いろんな事があってもぶれそうでぶれない二人の芯の強さは、人として本当に天晴れです。二人が約束した初心貫徹!お見事です。ただ、きっと戻ると言い残して散ってしまった夫は妻やまだ見ぬ我が子を遺して逝かなければならない事にさぞ無念且つ未練があった反面、戦地で幼い命を助けての最期は本人も納得だったのかも知れない。それでも妻子に、また夫に一目会いたかったろうに……誠に二人の見事な生きざまを見せて頂けた作品でした。
  • 天の果て地の限り

    大和和紀

    歴史の裏話事情がわかる!
    ネタバレ
    2014年3月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ かの昔、中大兄皇子と大海人皇子が巫女的な役割をしていた額田王をめぐり微妙な関係にあったのは有名な話で、お互いの勢力を計りながら微妙な立場だったというのも事実。
    兄の中大兄皇子(天智天皇)亡きあと、皇太子の大海人皇子をさておき天智天皇の第一皇子大友皇子が即位し、これに対し大海人皇子(後の天武天皇)がクーデターを起こし、天皇の座を奪い取るのは皆さんご存知のとおり。
    表向き兄に政治的権力を奪われた皇太子が、兄の喪があけて後、権力を奪い返すとされている壬申の乱は実は大海人皇子の妻であった額田王を中大兄皇子が奪ったのを取り戻す為でもあったのは歴史上結構有名な話。ご存知の方も多いと思いますが、これだから歴史小説や漫画はやめれない。表向きは道理ばかりだが、裏にはなかなか泥沼的面が沢山あります。歴史好きな方にはオススメの作品。
  • リミテッド・ラヴァーズ

    山田圭子

    始めは生意気な小娘が可愛い乙女に?
    2014年3月8日
    最初はマジでとんでもない金持ちの小娘(主人公)。それが、車椅子生活を余儀され、更に荒んでいくのだが、彼に恋する辺りから少しずつ変化がみられる。彼女がとんでもない小娘なのは、仕事ばかりの親に放っておかれ、愛情に飢えていたからだろう。自分に自信が持てず人を繋ぎとめる術はお金のみ。でも、だんだんそれじゃダメだと良い方向に変わっていき、周りの人達も彼女を受け入れる。いつも後ろ向きだった彼女が前向きになっていくというのが主筋だが、それに絡めて彼のいろいろな黒い部分と白い部分とが折り合わされたストーリー展開。前途洋々なエリート医師だと思われた彼の裏表のギャップとそこまで彼を追いつめた過去から現在の出来事が現実離れし過ぎ感があるけれど、そこは漫画の世界観なのか? ただ、お互いがお互いをどれだけ必要か、大切な存在かが解った時に幸せを感じられる作品でした。
  • 真夜中あたしに留まる蝶

    桜田雛

    表題作品のみの感想は……
    2014年3月7日
    やっぱり桜田雛さん独特の世界観が……親にお隣(年上の刺青師)に行く事を反対されながらも、彼に憧れ惹かれていく主人公。主人公には手出ししないと決めていた彼も、彼女が引っ越すまえに彼女の気持ちを受け入れる。この受け入れ方が最大のポイント。賛否別れる所だと思うが、これが桜田雛さん独特の世界観。少女マンガにしてはアクが強すぎるが彼女の独自の感性は好き嫌いにかかわらず、認めざるを得ない力の持ち主。作者さんの感性、世界観、画力に★5つ!
  • ワナ・ラブ

    みつきかこ

    作者買い、大正解!
    ネタバレ
    2014年3月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ この作者さん、今までは女子高校生とやや年上の男性、高校生同士のラブラブな作品しか読んだ事がなく、今回の男女とも大人な恋愛作品は初めてで新鮮!10年越しの想い、お互い引かれ会ってても彼女が素直になれず、ライバルのような関係の恋愛感。
    カメラマンの彼はちょいワルオヤジ風で素敵で何かと年の功で?モデルの彼女(美人だが男前な性格)より一枚、二枚上手だが、いかに彼女を大切に特別に想ってるかがひしひしと伝わる作品。仕事では彼女が絡んでも容赦なく公私混同せず、ビシッと言う所(それによってより良い彼女を引き出しカメラで追うシーン)やそれに負けじとカメラマンの要求をやってみせる彼女のプロ根性(単に名雲には負けたくないだけなのだが、)結局、私的な時間では二人はラブラブオーラ駄々漏れで、私は好きな作品かな?
    二話目の千秋は『片恋の月』の時から主人公より好きなキャラだけど当時はこんな卓越した出来すぎなオトコ、高校生にはいない!と思ったのも事実…現在設定の24歳、更に癖のあるオトコに育って?まあアリ?かなと…(笑)
    17歳の千秋のキャラが好きだったけど、とにかく幸せになってくれて良かった!
  • アイスフォレスト

    さいとうちほ

    裏事情や裏工作が判る?
    2014年3月6日
    日本では殆ど放送されないアイスダンスやペア。私が意識し出したのは、バンクーバー五輪の時。金メダルは開催国のカナダの若いペア、銀メダルはアメリカの若いペアでしたが、この二組は素人の私にも判る程、他の選手達とはレベルが違うなぁ!と思い見惚れてしまいました。皆さんご存知でしょうが、先日閉幕したソチ五輪は先の五輪に出場したアメリカが金メダル、カナダが銀メダルでした。やはり、前回五輪経験のある金、銀の二組は素晴らしい演技というか、もはや芸術ですよね、アイスダンスは!
    さて、この作品は日本のアイスダンスの選手を世界レベルに引き上げようとするお話。
    面白いと思った事はいろんな裏事情が書かれている事。有名なコーチの元、世界中の有望選手達が集まり一緒に生活したり、また、自国の選手権で自分の教え子が勝てるようジャッジに裏工作したり等々。特に五輪直前が興味深い。とある国ではコーチにライバル国のメダル有力選手育成をやめるようにと国家レベルで圧力をかける。開催国が元自国選手だったロマン君をマスコミや選手達ジャッジをまきこんで潰しにかかる点、やけにリアルで面白い。開催国が自国の選手を優勝させるようにジャッジに裏工作したり、ライバル国選手を練習中にケガさせたり、盗撮したり等、スポーツなんだから本来ならばあってはならない事も迷わず手段を選ばない。開催国有利なのは昔から言われている事。そういえばソチ五輪でもジャッジの事でいろいろありましたね、女子シングル以外でも。まあ、五輪は選手達が国を背負っての大会なので開催国の選手はメダルは任務のようなものなんでしょうかね?そんな事考えたら気の毒だが、だからといって何をしても良い筈もなくやはりスポーツなんだから正々堂々と、また特に採点競技は正当な審査をしてほしいですね。
    この中で最悪なキャラは断然レティシア。そして残念なのは重要なキャラなのに今一ポジションをしっかり押さえきれなかった感のあるロマン君と一己さん。そんな二人を食ってしまった感のある程しっかりいい仕事しているのがトラマノフ。
    展開はロマン君とペア解消した辺りから先は読めてしまったし、二人の男性キャラクターの印象が薄いのが残念だけど、裏事情など本当にありそうで面白いことでオマケの★4つかな?
  • 151 イチゴイチエ ~Talking with him on the roof~

    田中ててて

    作者買い
    2014年3月5日
    謎のおじさんのおかげで少女が◯殺を免れるというお話。世の中世間体を気にする親が多く、この作品もその一つ。私には耳の痛い話でしたね。この作品の親ほど押しつけたつもりはないが、我が家には3人子どもがいます。1人目はコツコツ努力タイプで兵庫県の国立大受験、就職もさっさと決まり、今は嫁いで仕事も続け旦那様と暮らしています。2人目はコツコツしないけれど、2,3度やればすんなり頭に入るタイプ。この娘も現役で予備校のおせわにならず、大阪府内の国立大に通っています。上の二人には厳しく言いました、男の本気と対等でいたいなら幼いうちから常にトップを走りつづくろと。そして、頭の固いのはダメだということ。やるべきことには優先順位をつけて、どうするか決めたらいろんな想定を考え、最小限で乗り切れるようなしなやかな女性ならではの柔軟性。それこそ社会で勝者になれる要素だと。これが出来れば人は集まると。まあ、子ども可愛さに先手先手を打ってた訳です。今思えば、良かったのか悪かったのかは抜きにして、もう少し自由にさせてやっても良かった。最後がこの春高校3年になる長男ですが、この人はあまりやりませんね……元来の持って産まれた性格がおおらかで、良く言えば優しい子で、上の二人には厳しくしすぎた為に長男にはおおらかに、と割と自由をさせました。結果、頭の出来は他の二人と差ほどないはずが、楽をしたい為にやる気が起きない。イヤハヤ、頭の痛い話です。
    でも、どんな子でも親が厳しくあたるのはその子が大事だからです。
    ともかく、主人公の気持ちがご両親に判ってもらえて良かった。
  • Love Silky セカンドバージンに奇跡なんか起きない!?

    松川祐里子

    アイドル追っかけがきっかけのCEOとの恋
    2014年3月5日
    一介の経理部中堅管理職が、CEO(最高責任者)といえども容赦なく仕事にきわめて忠実かつ潔癖であったのは仕事に誇りを持っていたから。そんな二人が会社以外のアイドルのライブ会場で出逢い、お互い引かれ会う。CEOは弟よりも会社で見かけるのと全く違うヒロインに、ヒロインはアイドルで大ファンだった弟よりもCEOに……
    ラストは自分が若くないと言ったヒロインに対し、CEOの大人な男の本音がチラッと。『俺なんかもうすぐ40になる。これが最後の恋だから覚悟しといて。』さすがの百戦錬磨のCEOにも、こんな風にいわれるなんて、まあ大概の女なら堕ちますね!
    こんな言葉を言われてみたい今日この頃ですね♪
  • BASARA

    田村由美

    秀作&大作!先ずは1巻だけのつもりが……
    ネタバレ
    2014年2月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 1日で27巻完読です。完徹です。今日が仕事休みで良かった……レビューの評価の高さが判ります。お若い方が多く少女マンガだったので躊躇していましたが、いやはや、もっと早く読むべきでした。少女マンガ侮り難し!
    感想は、まずは『トップが無能だということはそれだけで罪だ』という台詞が終盤にあるのだが、今の椅子取りゲームばっかりしている政治家達や社会的地位のある人達に義務として読んでほしいわ!
    次に、大作の割に早く読めました。登場人物が多く、名前と特徴をメモしておいたのが良かったと思います。キャラクターも個性的だし、ビジュアルもバラバラだからすんなり頭に入る。
    戦闘モノなので、残虐かつ哀しい場面が多く泣けるシーンが多いです……
    救世主の身代りとして自ら死んだ少年とその母の強さと切なさ。ヒロインが一族の為に救世主の後を継ぎ、男として、生きていかなければならなかった決意。そんな生活の中で束の間、少女に戻った時に、また相手も朱の王としてではなく一個人としての時間の運命の出逢い。そして恋に落ち、彼女と接していくうちに絶対的権力で王権主義だった朱の王に少しずつ変化が現れる描写も絶妙。その相手がお互いの宿敵だと判った後の二人の心の葛藤と生きざま。各々の立場が最優先され、個人としての気持ちを後回しにしなければならない状況。最終目的は同じなのに、敵同士として闘わなければならない苦しみ。二人の背負う物が余りにも大きく多すぎるが故に時には迷いそして強く優しくならざるを得なかった事。私個人的には某大老の絵描きの息子さんとジャーナリストの彼女の強さと哀しみの中での最期、太郎さんと揚羽さんの最期が哀しすぎる。他にも泣けるシーンは沢山あります。作者さんが、泣き所をよく押さえられている。つまり、上手いんですよね、この世代に書かれた作品は本当に秀作が多いですね。勿論、この作品もです。あらすじは読みすすめているうちに大体分かるのですが、それ以上にキャラクター設定が抜群に上手い。敵、味方双方ともに天晴れな人物が多く各々の生きざまも何とも魅力的。展開も乙女心を鷲掴みにする見事さでグイグイ引き込まれたいろんな事を考えさせてくれる心にしみる大変良い作品でした。
  • 俺様☆キッス

    長江朋美

    どの話も好き!
    2014年2月24日
    短編ですが、よくまとまっています。どの話のキャラクターも魅力的。中でも初めの主人公達が一番かな?特に彼が彼女に恋に落ちたイチゴのエピソードが凄くいい!!オススメですよ?
  • 獣の年頃

    浜口奈津子

    それぞれのその先は…
    2014年2月24日
    言わずともおわかりですね?勿論、ハッピーエンドです。3作品どれも先が読めてしまうものの、幸せにたどり着くまで色々あれど、こんなに長い間男性に想われて女冥利に尽きるというもの。で、少しオマケの★4つ!
  • ドクターの誘惑

    藤臣美弥子/サラ・モーガン

    いい作品です。
    2014年2月24日
    別れた旦那とやらが最低!その男のせいで、自分に自信を無くし、トラウマを抱えてしまう主人公。
    可愛い盛りの息子を一番に、自分は耐え忍んで生きてきた主人公が幸せを手に入れられて本当に良かった。初めはワンマンに思えたドクターが、実にいい男性。いい仕事してます。
  • 恋愛至難!

    タカツキノボル

    BLとは気付かず……
    2014年2月22日
    最後まで読まず途中放棄してしまった……
    仕事はできるが、見た目が痛い上司に頼まれ、手を加えると実は凄くカッコいい男性だったのは良かったのだが、この上司トライするも女性はダメなようで、イケメンに変身させたイケメンモテモテ後輩もそのうち女性にはダメになっていくのだが、どうして女性OKの彼がダメになったかの過程がいまいちねれていないし、いきなりHシーンになったり、どちらも♂と経験ないならどちらが受け??とか、つまり私のキャパオーバーでよむのをやめました……頭の中では同性愛を理解しているつもりでも、心がついていけていない事実を突きつけられてかなりショックです……絵は美形だったので大オマケの★2つ。BL好きのかたなら良いのでしょうが、私には全くもってわからない世界でした💣
  • 一年だけの結婚

    宗真仁子/ジャッキー・ブラウン

    久々のハーレクインはなかなかGood!
    ネタバレ
    2014年2月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 始めからラストまでありがちなストーリー展開だが、引き込まれる。ただ、花嫁はある人物に復讐を、花婿は同じ人物から守らねばならない二人にとって譲れないものがあった。セレブと言われる人間の強欲な部分が露にされていく作品。自分たちだけが良ければ周りは勿論、先祖代々の資産さえ処分しようとする母息子にはあきれはてた。それに対し、主人公二人の育った家庭環境があまり良いとはいえないが、それでも二人とも筋の通った立派な人間。
    ラストのほうで二人の間にゴタゴタがあれど、誤解もとけ、ようやく幸せが訪れる。終わり良ければ全て良しということでおまけの★4つ。
  • 服従教室~授業のあとに汚されて~

    花御厨一十

    感覚の差が在りすぎて怖い!
    ネタバレ
    2014年2月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 何も考えず、自分さえ良ければいいJKと家庭持ちの予備校講師の不倫から始まった悲劇。JKは不倫なんて全く考えておらず、相手が離婚を仄めかした時に重く感じ、清算したと勝手に思い込んでた。
    そんな矢先にカッコいい同級生に声をかけられ……それからが彼女の地獄の日々が続くのだが……彼が彼女に辛くあたるのには訳があり……憎んで苦しめてやる為に絶対解放しないと言う彼の言葉(実は彼女に惹かれていきつつある自分と葛藤中)に苦しい筈の彼女も彼を愛してしまっていて、自分が憎しみの対象である限り彼は離れて行かないと確信して安心していく様は(大人の女性ならいざ知らずJKでは普通はあり得ないでしょう?)私には理解不能な世界です……
    内容もかなりエロいし、色んな意味でえげつない。
    しかも、ページ数は少なく値段が高すぎる!
    くわしい内容に興味のあるかたにはオススメしますが、私的には買わない方が良かった。
  • カレシが浮気をしちゃったら

    三つ葉優雨

    甦る大学生時代
    2014年2月10日
    まだまだ人間が練れていない大学生時代の切ない気持ちや不安感が甦ってくる作品です。
    ちょっとの事ですぐ必要以上に不安になったり、喜んだり泣いたりと一喜一憂していた青く甘酸っぱい時代。
    今ならそんな些細な事と笑いとばして高みの見物でも出来るのに、あの頃はそんな余裕も自信も何もなく、あるのは『誠実で一生懸命な今』だけだった。
    私にも純真な頃があったと思い出させてくれた懐かしい気分に戻れるとてもよい作品でありました。
  • 恋うま

    長江朋美

    出だしの掴みが上手すぎる!
    ネタバレ
    2014年2月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いです。ヒロインの世間知らずに呆れる場面も多々あれど、それをチャラに出来るくらいの可愛さ&素直さがとてもいい!店の女の子たちにも次第と打ち解けていく過程も良いし、いわゆるお嬢様育ちゆえの世間知らずで癒し系&イジラレキャラで面白いし笑えるくらい可愛~い愛されキャラ。
    また、初めは強面だった店長が、だんだんゆるキャラのように彼女にメロメロになっていくのも面白い。
    中盤、元婚約者が登場した時には何の目的があって登場させたのかわからなかったが、ラスト近付くからどうしても必要なキャラクターだったんだと解り納得。
    又、心療内科医が登場し、しいなちゃんの気持ち(本人は無意識だったんだと思うけど……)を両親の前でぶちまけた時は爽快だった。子どもは親の所有物じゃないんだから。勘違いしている親が世間にはどれだけ居ることか?いろんな事があったにも関わらず、関係者達がその後もしいなちゃんと交流があるのは彼女の癒し系な魅力と人を否定しない包容力なんでしょうね♪
    少女漫画にしてはHも多めだが、いやらしさが全く感じられず、むしろ爽やか??
    お互いが相手の為にあんなに頑張るなんてとても暖かい気持ちになれますよ?
    漫画の世界と解っていても、羨ましい限りですね😍
    💗
  • 崑崙の珠

    長池とも子

    絶品!幽玄の世界、文句なし!!
    2014年1月31日
    古代中国の神、人、妖が一緒にいた時代の奇譚。主人公は半妖の道士 鬼張と風神 山揮。重く哀しい数奇な運命を背負う二人の旅物語だが、それを取り巻く登場人物の背負うやはり数奇な運命というか宿命も重く哀しい。昨年の夏から少しずつよんでいて、最近やっと全話読み終えました。鬼張の兄の鬼張に対する仕打ちもやむに止まれぬ事情からと後半明らかに。山揮の両親や叔父、風伯の事情も明らかにされ、各々の背負うものがあまりにも大きすぎて哀しく涙ながらに読みました。勿論、他の登場人物の背負うものも重く哀しいですが、きりがないのであしからず。ですが、コメディタッチでの箇所もあり、単に哀しいだけの物語ではありません。毎回、短編で一話ずつきりがよくよみやすく、専門用語が出ていても丁寧に解説してあり、至れり尽くせりです。が、なんといっても特筆すべきは美しすぎる繊細かつ力強い画力でしょう。綺麗というにはあまりにも軽く、表現力の乏しい私では上手くあらわせませんが、とにかく美しい。何度も読み返したい作品です。
  • ハンターケース

    丘上あい

    二度と話せないと思っていた人と
    2014年1月31日
    話す事が可能になるストーリー。死者と話せずに生き別れた後悔してもしきれない人と死者とをつなぐ主人公。
    彼自信にもいろいろ背負うものが大きすぎて……
    他人の事だけに専念してきたものの、ラストは圧巻です。是非オススメしたい作品。
  • 天才たちに抱かれたら

    賀川あいの

    TLだけどいやらしくない(^-^)
    2014年1月31日
    この作者の作品は初めてですが、登場人物も魅力的、ストーリーも程よいさじ加減で、すんなり読めます。TLだからといってもいやらしくなく、後味もよい作品。展開はまだまだ練れていない感はあるけれど、好感度が高い作品ではないかと思います。
  • オフィスの愛人

    友井美穂/シャロン・ケンドリック

    ワガママなボスと殻を破ったヒロイン
    2014年1月31日
    ハーレクインの王道的ストーリー。何かと女性関係の噂が絶えないボスが信頼していた冴えない秘書が美しく大変身したからさぁ大変!なんだかんだで、秘書はいままでの殻を破って生きはじめ、それを快く思わないボス。まあ、おきまりのパターンです。
    大体、元カノに贈る筈だった赤いドレスを地味な秘書にプレゼントし、それを着こなした秘書があまりにも美しくセクシーに変身したからといって、ボスには文句を言う権利はないと思うのは私だけ?
    とにかくボスが幼稚!ポイント余ってたらよんでみてもよいのでは?というような作品でした。
  • とらわれた乙女

    ルイーズ・アレン/橋本多佳子

    気骨のあるヒロイン
    2014年1月31日
    蛮族に囚われの身になった時のヒロインからは想像も時ないほど強くなる過程がgood。捕虜にされるのを覚悟で捕まったものの、名目は捕虜だが、家族として迎えてくれた蛮族の優しさ、そのなかの英雄ウルフリックにさえ一歩もひかず、普通で考えたなら死だろうが、そこはハッピーエンドのハーレクインならでは?なのかと……私個人的にはこの作品あまりハーレクインらしからぬと思うのだが、いろいろあれどラストはホッとしたしめくくり。一読の価値アリだとオススメします。
  • 恋は任侠

    相葉キョウコ

    男性陣素敵!
    2014年1月31日
    先ずは絵が綺麗。そして女性陣は可愛く男性陣はカッコいい。脇役もいい味してます。ストーリーはありきたりだが、キャラクターがその点を補ってあまりある。あまり考えず、ただ楽しみたい時にオススメの作品です。
  • 華佗風来伝

    秋乃茉莉

    作家さん買い(Good job!)
    2014年1月31日
    『かだ』という文字が出ない為、かなで失礼しますが、なかなか面白かった。まだ仏教の広がっていない大陸に仏教の布教活動をはじめ、天界の桃の実を下界に探しにきた『かだ』とその一行。いろいろな人間と関わりを持つことで自らも修行し、ラストはまあ予想通りの展開だったがこの作家さんの作品には愛着があり★5つ!
  • スーツを着た悪魔

    秋元奈美

    ヒロインが悪魔に支配される?お話
    2014年1月31日
    男性陣が悪魔なのか、ヒロインが悪魔に支配されていく過程のストーリー。ある意味S的要素もあるけれど、ふつうの恋愛マンガでも良かったような気がするのは私だけ?ただどの男性陣も女性陣も魅力的でした。
    いいね
    0件
  • 死神のトリセツ

    本多夏巳

    死神のトリセツ のみ購入
    2014年1月31日
    死神がとてもいい味だしてます。彼が彼女を思い何をしたのかラストであかされます。とても後味のよい作品でした。
  • 寵姫の柔肌

    星合操

    どちらも純愛
    2014年1月31日
    この作家さんの作品は絵は綺麗だけどちょっとHでなかなか受け入れられにくいものが多いなか、こちらの作品(2作品構成)は純愛モノで私個人的にはどちらも好きです。読んでみて損はないと思います。オススメします。
  • ゆららの月

    潮見知佳

    『らせつの花』の前作品
    2014年1月31日
    『らせつの花』を読む前にこちらを読んでおくと話が通ります。この作品自信にはあまり私の思い入れはないですが、続編の前哨という意味では一読の価値もアリではないかとおもいます。
  • 愛しの背徳教師

    チカ

    作家買い!
    2014年1月31日
    この作家さんの作品はハズルがありません。今回もどの作品も良い。特筆すべきは男性陣が皆素晴らしい事。ヒロインに対して大きな包み込むような愛情、微笑ましい限りです。世の中の男性が皆愛する人にこんなだったらよいのにとおもわせられる作品。読んで良かったです。
  • 花嫁は絶体絶命(2)

    橋本多佳子/ルイーズ・アレン

    前作の続き
    2014年1月31日
    ヒロインの気質に万歳!ストーリー性は少女マンガの域は出ないものの、自分の立場をよくわきまえ、夫が公爵と知っても決して甘えずたよりすぎず、自らが身を引くことで夫にも公爵家にも迷惑をかけまいとして生きて行く行動力は見上げたもの!天晴れ!です。そんなヒロインを夫が追いかけてきてくれたことが嬉しく思えました。出来の悪い放蕩弟の面倒(更正させる)もみてくれる事も頼もしい限り。前作に引き続き、オススメします。
  • 花嫁は絶体絶命(1)

    橋本多佳子/ルイーズ・アレン

    ハラサラドキドキ!
    2014年1月31日
    最初の設定があまりにもあり得ない!放蕩弟の為に何もかも無くした姉の残された道は……?そこから始まるストーリー性は見事だが、やや少女マンガ的要素も。ですが、ヒロインの気質、私は好きです。絵も綺麗だし、おまけで★5つ!
  • 七つのくるり

    潮見知佳

    タイトル買い
    2014年1月31日
    陰陽師、侍、僧の妖退治のお話。三人で行動を共にして妖退治をしながら旅をするが、三者三様各々に抱えるものがありがら旅を通して救われるというストーリー。ストーリーは簡単で読みやすいが絵はきれいだし、それだけでも目の保養?になると思います。
  • ゆかりズム

    潮見知佳

    うーん、あと一工夫欲しかった!
    2014年1月31日
    評価が高く、さっくり読めそうなので購入したものの、設定はわるくないが、話があまり練れていない感ありなのが残念。前世を忘れず、行き来できる主人公と前世の主人公の周りにいた転生した人物とのお話なのだが、少女マンガの枠のなかでは発展させようがなかったのかと……?そこをあえてもう少しシリアスに持っていければ今少し読みごたえがあったろうが、あまりにもさっくり終わってしまい、私個人的には残念。
    いいね
    0件
  • 中国ふしぎ夜話

    長池とも子

    作家さん買い(当たり!)
    2014年1月31日
    正反対のふたりの仙人のお話。修行時代からライバルとして切磋琢磨していき、仙人となるのだが、なぜ、仙人になろうとした経緯が各々想像を絶するほど過酷な物語。しかしながらシリアスだけでなく、コミカルな描写もあるからとても読みやすい。私は当たり!だと思う作品でした。こちらの作家さんは絵も美しく一見の価値ありですよ。
  • 恋詩~16歳×義父

    今村リリィ

    作家さん買いした作品だけど……
    2014年1月31日
    名作だとはおもいますが、賛否両論別れる作品だとおもいます。私個人的には否よりですかね……義父と義娘の作品は数あれど、始めの設定がちょっと厳しいというか、その後も山有り谷ありありますが、まあ、当事者にしか判らないことが多い作品でしょうね。年若い二人だからいろいろもがき、傷つけあい、その二人に巻き込まれた人達が多いのも、ヒロインが一番傷ついているようて傷つかない(傷ついている人達のなかで)所もマイナス点。ただラストだけは二人に幸せあれと思わせる作品でした。
  • Love Silky 潤愛、夜を溶かす想い

    林久美子

    こんなに純愛でも不倫ですか?と問われれば
    ネタバレ
    2014年1月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 世間一般的に見ても、W不倫でしょうね。
    ただ、お互いの夫婦は政略結婚、結婚してから愛情が生まれるかどうかは別物。
    それは余命少ないと知る幼い子どもが一番冷静に見ていれたのがこの作品の最大のポイント。
    父にヒロインを会わせたのは幼い息子。
    母に父とは離婚しないのか、離婚した方がママとパパが幸せになれる、ママだけを大事にしてくれる人が現れる、そう言い残して旅立った幼い息子。
    ラストはお互い離婚が成立してヒロインと籍を入れるが、それぞれの元配偶者が偶然か必然かそうなるとは……ちょっぴりうまく行き過ぎだけど、それもあり得るかな?
    とにかく、この作品で一番皆の幸せを思っていたのは亡くなってからもヒロインを助けた幼い息子。
    彼が自分の残された時間を知ってからも一番冷静で父、母、そしてヒロインに気くばりのできる素晴らしい心の持ち主でした。
  • らせつの花

    潮見知佳

    霊能力者達のお話
    ネタバレ
    2014年1月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 重そうな展開かと思いきやさらっとよめます。
    この関連で『ゆららの月』を先に読んでおくと更に話に入りやすいかとおもうので、オススメします。
    さて、主人公は18歳の可愛い女の子。彼女が20歳の誕生日に強大な悪霊に魂をもってかれるのを阻止すべく所長や、同僚達がきたるその日に備えて霊力を上げていく、主人公も強くなるというストーリー。
    人間なら誰にもあるであろう弱い心の隙に悪霊がはいられると闇に落ち、それに打ち勝つと救われるというもの。
    夜行と九竜が出会った時に悪霊の正体がなんとなくわかってしまいました。彼女にやたらと優しいし絡むのだから仕方ないよね……確信したのは九竜のなにもない部屋。私個人的には九竜が好きだったな……
    最期の決戦の時にも九竜は苦しんでたし、所長の為に悪霊に魂をささげたのだから、やはりとても優しい男。8年前に亡くなっているにもかかわらず、彼の最期は涙が出ました。
    その後の主人公たちもちょっぴり見たいなあ♪
    個人的には好きな部類の少女マンガです。
    怖くないので、気になる方は是非オススメです。
  • 泣き顔にKISS

    ささきゆきえ/ツムギ

    感情表現の豊かすぎる泣き虫ヒロイン
    ネタバレ
    2013年12月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 可愛いお話だけど、評価が両極端に別れるだろう作品。17歳の女子高校生の泣き顔に24歳の社会人男性が一目惚れして最後まで貫くストーリー。
    お互いにライバルが出現したり、遠恋になったりといろいろあれど、始めの約束通りラストは結婚する二人。ヒロインはちょっとしたことですぐに泣いてしまうのは感情表現が豊か過ぎて涙するのでは?
    そんな泣き虫で儚げな彼女を可愛くて仕方ない歳上ヒーロー。彼女を甘やかし、大事にし、彼女の将来の道まで見つけてくれた心豊かな頼れる彼。
    多分、私が10代後半にこの作品を読んだなら『しょーもな!』だけの感想だっただろうけど、歳を重ねてわかる気持ちもある。だから今読んだ感想は優しい彼と多感なヒロインの気持ち、よーく解る気がします。可愛いお話。でも、10代後半~20代半ばの方には向かないかも。
  • となりのメガネ君。

    ふじもとゆうき

    ちょっぴり幸せになれる作品
    2013年12月21日
    でした。読み終えて心温まるというか、まさに純愛そのもの。主人公たちは勿論、取り巻くキャラクターもみんな個性的で素敵!幼い頃の記憶が微笑ましく、また涙したりと展開によって感じ方はちがえど決して嫌なシーンはないし、癒されます。後半に両親が二人を試すような場面がありますが、愛あればこその仕打ちで結果は解っていたことでしょうね。
    また、弟に憧れさせる関係もとてもいい。全体的に軟らかで穏やかな心安らぐ良い作品です。パック買いオススメです。
  • 先生は言いなり玩具

    美波はるこ

    タイトルが内容のレベルを下げてる感あり
    2013年12月18日
    この先生の作品は大好きですが、今回の作品は今までと違ってコメディタッチのラブストーリーではありません。表題の『先生は言いなり玩具』というのも作品の格を落としているように思われます。
    話は一人の先生(女性)を双子の兄弟が奪い合うという物だけれど、さらにこの双子の間にも深い部分があり、二人の間で揺れている先生の気持ちがとても切ない。ただ流されただけではなく、自分の立場を考えて二人の心の傷をも考えてどうしようもなく自分を追い詰めていくあたりかなり重い作品に仕上げています。今までの美波先生の作品がお好きな方にはあまりオススメ出来ないかも。シリアスタッチで重くてもOKな方には一読されるのも良いと思います。
  • カンタレラ

    氷栗優

    一気読みするほど面白い!
    ネタバレ
    2013年12月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 先の方も書かれている通り、悪魔を宿している点と多少のフィクションを除いては、ほぼ現在に伝わる通りの悪名高く気高く美しいチェーザレ・ボルジアの半生記。
    表題『カンタレラ』はボルジア家所有の有名な毒薬。イタリアが統一国家になる以前の領主達は毒薬を所有するのは珍しくもなく、特に有名なのがボルジア家とメディチ家。チェーザレは悪名高い反面、理想的な魅力的な人物(戦争時においての指揮官としては特に優秀でもある)とされている。この作品は多少登場人物が脚色されていたりするが、チェーザレ・ボルジアは大変興味深く描かれている。いつの時代も覇王を目指す者は戦争の為の遠征の繰り返しと政策の為の多くの布石、絶対的な仲間(腹心の部下)、ライバルや政敵を潰す手段に優れた者だけが生き残りその高みへと辿り着ける。マキャヴェッリが書いた『君主論』にもチェーザレは『灰色の瞳にオレンジがかった髪で容姿ことのほか美しく堂々とし、武器を取れば勇猛果敢』『広大な目的達成の為に自身の行動を制御しており、新たに君主になった者は見習うべき』『野蛮な残虐行為や圧政から救済するために神に遣わされた人物のように思えた』と理想的な君主としても挙げている。
    チェーザレが産まれた時代や成長段階での彼の立場や周りの環境が彼を悪魔のような策略家に仕立てあげるのには充分すぎる時代背景だったように思える。この作品には歴史上の多くの有名な人物が登場するし、そういう点でも楽しめる。『ボルジア家はルネッサンスを生んだ』と今もって言われている事も私には魅力的。政治的背景だけでなく芸術的背景も見逃せない。歴史大好きの私には興味津々で長編12巻のラストに完結と印刷されていたからレビューしてますが、もしかしたら番外編があるのかも?ポイント追加して一気読みしました。チェーザレのいろいろな面が描かれていて面白い! 惣領先生の『チェーザレ』も読みたいけどまだ連載中のようなので、完結されたら読んでみるつもりです。これにはチェーザレの半生しか描かれてませんが、彼は没落の一途をたどり『広大なイタリア統一の夢』も果たせず31歳で戦死するのです。
  • ロマンスはお医者さまと

    上杉可南子/エイミー・デュバル

    先に惚れた者の負け💕
    2013年12月14日
    キャシーが動物園に獣医として赴任するまでは主任のポール中心の動物園だった。出逢いは最悪、なのに放っておけないキャシーに惹かれて行く。物語は二転三転するが、結局キャシーに振り回されるポールが愉快。やっぱ、先に惚れたポールの負けでしょうね。😊
  • 奪われた花嫁

    碧ゆかこ/キャシー・ウィリアムズ

    最初(P.1)のヒロインの心情が全てを語る
    2013年12月14日
    4年前に騙された形で好きでもない男と結婚してしまったヒロイン。その男が実父と事故死し、父の会社を買収にきたのが4年前の恋人だった。彼女は復讐されると思い込んでいたが彼は違った。4年前突然別の男に嫁いだのには訳がある筈だと!この作品のヒロインもヒーローも心豊かなしっかりした大人。この先はストーリーも読めてしまうけど、彼のヒロインにたいする想いははじめから純愛そのもの。ラストでヒロインが着た花嫁衣装がこの作品の意味を全て物語っています。
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