やさしいせつなさ





2024年3月20日
人間とそうでないもののお話に寿命の違いは付きもので、死に別れは辛いんだよなぁ…と思いつつも絵とストーリーに惹かれて買いました。
狛が人間では考えられないほどの長い時間をひとりで過ごして、さみしいのも苦しいのも虚しいのも全部諦めて生きてきた描写のせつなさやたるや…。20年と少ししか生きてなくても寂しさを抱えて周りに合わせて過ごしていた伊月も現代社会ではたくさんいるうちの1人だろうなとは思うけど、狛にとっては唯一無二の最後の主で、伊月にとっても自然体でいられる存在だったんだなぁ。
ふたりの表情や風景が儚くて美して、ふたりにとっても私にとっても大切な宝物のようなお話でした。
狛が人間では考えられないほどの長い時間をひとりで過ごして、さみしいのも苦しいのも虚しいのも全部諦めて生きてきた描写のせつなさやたるや…。20年と少ししか生きてなくても寂しさを抱えて周りに合わせて過ごしていた伊月も現代社会ではたくさんいるうちの1人だろうなとは思うけど、狛にとっては唯一無二の最後の主で、伊月にとっても自然体でいられる存在だったんだなぁ。
ふたりの表情や風景が儚くて美して、ふたりにとっても私にとっても大切な宝物のようなお話でした。

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