このレビューはネタバレを含みます▼
話が進めば進むほど、あらすじを『こなしている』ような感じ。
擬音が多くデッサンが弱く、キャラの描き分けが苦手な印象でした。
絵として見るには美しい場面もありますが、漫画として読むとなると、結構なイベントが発生しているにも関わらず心に何も残らないという…
時間がない中での製作なのでしょうか。
主人公と家族との晩餐で登場する王家の食卓があまりにも小さ過ぎて、嫁ぎ先の国の王を蛮族だのと見下すのがなんとも皮肉な感じがして、あれがその程度の国家もしくは斜陽の国であるとの匂わせであるなら面白いなと思っています。