このレビューはネタバレを含みます▼
もうなんだろうね。どんな言葉も、この作品の前じゃ陳腐な“物”にしかならないんじゃないかってくらいの重厚さ。
わぎもこ先生が、たった２作目で“世界の吾瀬わぎもこ”になってしまったかと…先生のﾃﾞﾋﾞｭｰから追ってた私としては嬉しいような悲しいような旅立ちを見送る親鳥のような心境です←
崇高で誠実そのものの聖高と、慈愛と少しの哀愁漂う天授。聖高のﾄﾗｳﾏ回帰では、聖高の人柄の誠実さが滲み出てる。患者さんと誠心誠意で向き合ってるからこそ、余計に命の重さを感じたんだろうな。私も職種は違えど看護師で心外にいた事があったので心ﾀﾝﾎﾟの急変とか当時を思い出しちゃった…
天授の生い立ち回帰では、その慈愛の根元となる親父との出会い、またそれ故今の道を選んだ事が深い関わりを持たない所以になっているんだね。
住む違う世界は違えど人と、命と関わる彼等だからこそ成り立つ関係性なんだと思う。
情事の濃厚さは前作と同様素晴らしいもので、私はｹﾞ○ﾋﾞを嗜む腐女子なのですが、もう下手なｹﾞ○ﾋﾞは見れなくなります。筋肉というより、人体の描き方が素晴らしい！！とくに好きなところは会陰のぷっくりした感じと色味。最高。ありがとう。
わぎもこ先生は攻めも声出しちゃうところが大好きで(*T^T)攻めは、下品な言葉言うくらいがちょうど良いと思ってるので、私はドストライクでした！
凄い語彙力ないんだけど…先生の作品は、対象の相手が“男性”だからこその良さがめちゃくちゃあって、もう一生先生についていきます(*T^T)
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