召されやがれ!【電子限定特典付】
」のレビュー

召されやがれ!【電子限定特典付】

みちのくアタミ

ヤクザな天使がとってもキュートなエロコメ

ネタバレ
2024年3月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 黒井煉か帰宅すると、部屋にヤクザがいました。派手なダブルのスーツに喜平のネックレス、サングラスに咥えタバコの男は自分は森野泉で天使だと言い、背中に生えた小さな翼を見せます。「おまえはもう死んでいる」と言う森野に、煉も水中に身を投げたことを思い出します。森野は天界に行くためのエレベーターを呼び出しますが、なぜかエレベーターは現れません。煉の魂が穢れており浄化しなければ天界に行けないとがわかり、二人は煉の魂の浄化=セ◯クスを重ねることになるのでした。最初は痛がった森野が煉を蹴っ飛ばして失敗、さらに森野がまだ新人で浄化力が弱いことからなかなか思うように浄化は進みませんが、二人は倦まず弛まず努力します。この辺りが攻めた構図と共にとってもエロ可笑しいです。見た目も言葉遣いもヤクザそのものなのにお人好しな森野のギャップが可愛いらしく、生きることに無関心&無気力だった煉が森野にだけは執着を見せるようになってゆきます。やがて他の天使では反応しなかった煉の、魂の浄化が進まない理由がわかるのでした。二人の出逢いからのエロ展開、心を通わせてゆく日々と逃避行、罪を償うまでのファンタジックなエロコメは、最後のカバー下まで楽しめました。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!