一億二千七百万の愛を捧ぐ
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一億二千七百万の愛を捧ぐ

綺月陣/亜樹良のりかず

サッカーと絆と挫折と希望

ネタバレ
2024年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ サッカーに限らず、自分の全てを費やすくらいに好きなことに夢破れた時、その反動はものすごいだろうなと想像はできますが、和久田もボロボロになるまで頑張ったからこそ挫折は辛く、あそこまで落ちてしまったのでしょう。だから真っ直ぐな槙野の言動に、悪気はなくともイライラするのも仕方ない。途中までこの2人ケンカばかりで、全然恋愛に進まないんですが…と心配しましたが、後半急に進みます。なんか辛いやりとりが多かったから、もっとラブラブなシーンも見たかった〜!番外編はかなり甘い雰囲気もあるけど、足りなーい!でも和久田が楽しそうにしてるのは良かったです。個人的に、落ちぶれてる時に女性関係あちこちあるのはいいんですが、槙野と再会後にも女性と致してるシーンの描写はちょっと嫌でした。過去はいいけど、現在進行系はなんかなぁと。自暴自棄とも言えるけど。ま、そんな人が一途に想われ、心も身体も愛され、明るくなっていく姿はとても良かったです!
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