ENNEAD【タテヨミ】
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ENNEAD【タテヨミ】

MOJITO

物語は壮大だけど、韓国風泥沼劇?

ネタバレ
2024年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ ファンタジーとして、人間ドラマとして面白く読めます。神様の話だけど、人間より人間臭すぎます。。^^;オシリス、髭男、ホルスと、セトに執着する攻めが三人出てきますが、先の二人はセトを贖罪の苦しみから解放してやると、それで自分のものにしようとしてますが、それはダメでしょう、と個人的に。ホルスはいくらセトが好きでも、ちゃんと贖罪をサポートする前提で守ってもらいたいですね。甘やかしちゃダメ。そこで前二人との違いを見せて欲しい!イシスにしろセトにしろ、個人的な嫉妬、失われた憧憬や愛、絶望、恨みなどに捕らわれすぎて、物語がだいぶ進んでもなかなか抜けださず成長しません(イライラ(笑))。勿論、執着して苦しむのが人間ですが、そこばかり繰り返し描きすぎると、物語として重たく退屈になってきます。だってそれだけが人間ではありませんから、バランスを取る登場人物や場面があっても良いのになあと。。ちょっと執着の重たさが食傷気味になってきちゃったかな。。髭とセトの行為は個人的にはちょっと気持ち悪かった。受けにとって気持ちよくもない行為を一晩中とか、想像しただけでげんなり。。
色々最後は内容的に批判的になりましたが、個人の好みの問題ですし、後々の展開にとって必要なこともあると思うので、私の浅はかな見解を裏切ってもらいたいです✨セトのキャラ設定は魅力的だなあと思いますし、夜画帳の作家さんもそうですが、肉体の画力が高いなあって感心します。今後のセトやホルスの変化を楽しみに、個人的にはホルスを応援してます!ホルスの誠実さがいつか傷ついたセトを癒してくれることを願ってます^^ホルスがんばれ!
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